ヤンデレカフェ@ど〜ぷ　〜ようこそ地獄のコンカフェへ〜

平成。日本。サブカルチャー。
かつてメイド喫茶が大盛況を巻き起こしたメイド戦国時代。
そんな賑わいが2005年の秋葉原を熱狂させる中、20歳のサラリーマン、
直樹はコンセプトカフェに行くのが趣味であった。

そんな行きつけのコンカフェ隣に新たなジャンルのカフェが建設された。

「速報です。午前10時のニュースをお伝えします。昨日午前12時過ぎ、秋葉原のコンセプトカフェ@すうぃ〜と♡ほーむにて傷害事件が起きました。幸い死人は出ておらずーーーー」


「いてぇよ.......もう赤色はいやだ.....やめてくれ........なんで....どうしてだよ.....ひなぁ.....あおい.....」


ポリ....ポリ...

「ねぇ.....あたしのこと....すきぃ...」

ポツリ...ポツリ...ポツリ...

「もう、みんなみんなみんなみんなみーんな死ねばいいんだぁ！！！！！！！」

ジャキン！

「はぁ？！わしは別に頭おかしくねーし？！おまえがリスカ飯食うまでまってやるわ？！」

コツ...コツ...

「私と、お話ししませんか？ここにいる女の子、皆いい子達ばかりなんですよ？」

ようこそ、地獄のコンカフェへ。