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(2-61)温室の検討、魔法の検討

よろしくお願いします。

(2―61)温室の検討、魔法の検討


 ロテック商会に頼んだ物が、届く間に、陛下に頼まれた温室の設計をしてしまおうと思ったので、本格的に着手する。


 取り敢えず、形はこんな感じで良いかなと思う。


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 ガラス窓の有る方向を、北向きにして、左右と背後は普通にレンガ作りの壁で作れば良いかなと思う。

ガラス部分は、ミグラス伯爵家の窓で使われてるガラスのサイズから、五十センチ×五十センチ位のガラスで作る感じ。


 横は、開閉出来るようにする。真夏になると温室の中が地獄のようになると思うから。だけど熱帯の植物を育てるならば締めておいても良いかも。


 背後の壁には、ミグラス伯爵家の風呂と同様に、窯を設置する。料理も作れるとは思うが、冬季の夜間に温室を温める為の窯として使う。温室の中に、炭を燃やして置くと言う案も考えたけど、最悪一酸化炭素が充満する可能性も有りそうなので、外から温める方法に変更した。


 ここ迄は、良いんだけど……。


『う〜ん。これだと、多分駄目なんだよね……。雨が降ると雨漏りするんだろうな……。窓ならば、雨戸を閉めたりすれば大丈夫なんだろうけど、屋根の部分は間違いなく雨漏りする。


 そもそも、窓枠みたいな形状になるので、屋根が完全にフラットな構造にならない。


『さてと……困ったぞと……。簡単だと思ったんだけどなぁ……。仕方無いか、宰相と陛下に相談して実際の工事を遅らせて貰おう。そうすれば雨漏りはなんとかなると思うし』



 温室の事を考えるのは、一旦中断して、魔法の事を少し考える。出来そうで出来ない魔法について。出来たらそれはそれで面倒なんだけど。




 考えてるのは、反物質生成魔法。移動魔法を駆使すれば出来ると思われる。


1.大気中の水分子を上空で集めて雲にする。龍の巣位の積乱雲が出来れば良いかなと思っている。

2.水分子を振動摩擦させて、雷を発生させる。積乱雲が出来た時点で不要な事かも知れない。

3.雷によって反物質(陽電子)が生成される。


 取り敢えずここまでは出来そうな感じ。なんだけど……生成された反物質(陽電子)を集めるやり方が思いつかない。と言うか、一瞬で対消滅してしまう。真空にするだけでは駄目で、電波も光も、なんでもかんでも遮断しないと集められないと思う。


 魔法で対消滅を防げるらしいんだけどどうすりゃ良いのかさっぱり判らない。某アニメのアク○ラレータさんのような能力が有れば反物質以外のベクトルを反転させて反物質(陽電子)を孤立化させる事が出来そうだけど……。対消滅が防げれば集める事も出来るんじゃないかなとは思う。なので魔補(マホ)ちゃんに頼めば出来るかも知れないが……。ただ陽電子なので相当な量を集めないと大したエネルギーにはならないだろう。


 やっぱり反陽子を作る方が良いのかも。と言ってもコレも難しいんだよね。陽子同士を高速で衝突させるだけだと、出来ない感じがする。相当高い電圧を掛ける必要が有るんだろうなぁ……。普通に加速器を建造する方が早いのかも……。


 と言っても、加速器なんて実際問題作れる訳でも無い。もう少し要検討だね。まあ実現出来たら世界が滅ぶのでやらないけど。最強魔法って何だろうって思った時に、反物質生成じゃねって思ったからちょっと検討してみただけ。出来ると、反物質生成魔法で世界最強とか言えるんだけど、自分の頭脳では無理そうな感じ。


 それよりも、どうせ真面目に作るんだったら、電気だと思う。時間は掛かるけど、そんなに難しい訳でも無いので。原理が不明な魔導なんちゃらを作るんだったら、発電機を作って電気エネルギーを動力にした方が良いと思う。


 現実的にやるとしたら、先ずは単純な電池から作って、それから磁石。そして発電機になる。ただ強力な磁石を作るまでに、小さいものから順に作っていかないといけない。現在のこの世界でやるには、絶縁された電線を作らないといけないので、実際に電気を作るのは大分先になる感じ。


 原理以前に謎な物は、魔導クォーツ時計、魔導液晶ディスプレイ。電気が絶対に必要なのに作っている人が居るのが謎過ぎる。あと魔導沸騰水型原子力発電も何処(どこ)に魔導の要素が必要なのかが判らない。魔導エンジンも内燃機関なんだろうけど何を燃焼させているんだろうか? 魔導回転体とか魔導駆動装置にすれば良いのにとは思うけど、本当に魔法の世界は不思議だよね。


 後は、魔道具が作れないのかも考えて行きたいとは思っている。ただ作った場合に、色々とトラブルが発生しそうなので……。でも出来るかどうかが知りたいんだよね。水やお湯を出す魔道具や、冷やす魔道具が有れば、無茶苦茶便利になるから。どうすれば良いのか、アプローチの仕方が今の所全く判らない。悩み中。悩みながら寝てしまった。



 翌日、陛下と宰相の所へ。温室作りは遅れるよって説明をしないといけない。











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