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苦手な方はご注意ください。

今日の夢

作者: Shladleveng Out

 とある森に、ウサギとヒツジとオオカミとその他いろんな動物たちが暮らす学校がありました。彼らはそこの学生として、平和に仲良く暮らしていました。

 特にヒツジとオオカミはとびきり仲が良くて、お互いのことをかけがえのない存在だと思っていました。

 しかしある日、突然に事件は起こります。ウサギがヒツジを殺そうとしたのです。どうやら放課後、彼らが二人きりになった時に、校舎の4階の窓から突き落とされたようでした。

 その次の日、事件は発覚し、学校は一時休校になりました。ヒツジは保健室へ搬送されましたが、もう生存の望みはない状態で、もうじき死んでしまうだろう、とのことでした。

 事件の発覚当初、ウサギ本人はひどく焦燥した様子で、誰ともまともに話そうとはしません。特に、オオカミが怒号とともにウサギを糾弾しますが、ウサギは俯くばかりで何も答えませんでした。

 その後、学校の全校生徒が集まって、ウサギに関しての裁判をすることが決まりました。

 しかし、その裁判が始まる直前、親友であるヒツジが殺されたことに怒りを抑えられなくなったオオカミは、ウサギを咬み殺してしまいます。ウサギは即死、保健室に連れて行かれましたが、二度と目を覚ますことはありませんでした。

 これによりウサギについての裁判は中止、今度はオオカミの裁判を行うことになりました。オオカミはそれに素直に従い、オオカミの裁判は予定通りの日程で行われます。その結果、ウサギを裁くために事を行ったオオカミは無罪である、という判決がなされました。こうして一連の事件は幕を下ろし、これでまた、平和な日々が続くかと思われました。

 しかし、それから数ヶ月が経った頃、状況が変わります。なんと、ヒツジが奇跡的に一命を取り留めたのです。

 オオカミは心から喜び、その事を学校のみんなに伝えました。

 そして、皆はさっそく、ヒツジに事件の真相を尋ねることにしました。なぜウサギに殺されそうになったのか、と。

 すると、ヒツジは薄ら笑いを浮かべながらこう答えました。

「最初は僕がウサギくんを殺そうとしたのさ。それで、わざとウサギくんとやり合いになるように仕向けたんだよ」

 それを聞いたみんなはどよめきました。不思議な目でヒツジを眺めて、なぜそんな事を?と口々に聞きました。すると、

「なに、僕が殺されてしまった時に、オオカミくんがどれだけ僕を心配してくれるかを試したかったんだよ」

 ヒツジは堪えられないというようにケタケタと笑い始めました。

 それを見たオオカミさんと周りのみんなは、



同じように、一斉に笑い始めました。

 あらすじにも書きましたが、僕はこの夢を何故か

楽しい気分で観てました。

 目覚めてから考え直したら楽しい要素が皆無で気持ち悪かったです。

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