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藍の愛の哀の

作者: 014の悲劇

『ふと今日の出来事を思い返し。


 ふと自らの空虚さを自覚したとき。


 ふと私は、どうしようも無く死にたくなるのだ。


 理屈は無い。


 箱の中に私一人だけがいて、虚空を見つめるために。


 仰向けかうつ伏せになりながら。


 ふと、虚構無き壁に覆われた心を見てしまったとき。


 ふと、私は泣いているのだ。


 理想だけはある。


 ふと気まぐれに箱に窓をつくり。


 ふと興味本位で外を見て。


 ふと、誰も私を見ていないことに気付き。


 ふと、音がしない事に気付き。


 ふと、壁が厚くなったと』

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