エピローグ 2
王様君の姿が消えた日から3年が経った。あの後捜索部隊が半年ほど近隣の捜索にあたっていたが結局見つかることはなかった。結論としてどこかで野垂れ死に野生の動物に食べられたのだろうと判断された。
俺はヒューマンの村へ移り住んで生活水準の向上に努力している。ゴブリン達と定期的な交流をすることが出来るようになったのでゴブリンの町で使われている技術を俺達の村でも使えるようにしてもらっている。
正直俺個人じゃそんなことはできなかったからすごく助かった。代わりにヒューマンの村からは鉱山で取れる鉱石をゴブリンの町へ輸出したり、製錬技術はヒューマン達の方が上だったので細かい細工物を作ってもらったりしているようだ。
俺の住んでいる所はリリの家にお世話になっている。最初は俺用に家を建ててくれようとしていたのだが、俺が一人暮らしなんてできそうもないので、生活の面倒をお願いした形だ。
リリとは恋人、まではいっていないが仲良くやっている。村が町と呼べるほどにまで成長したら告白しようとも思っているがまだまだ先の話だ。
リリは今でもナッピさんのところで魔法を習っているようだ。ナッピさんもリリには才能があると言っていた。マナだけ豊富でセンスのない俺とは大違いだ。
ブーロさんは今日も書類仕事に追われて忙しいようだ。ヒューマンの村との交流が始まってからは、前よりも忙しいとよく愚痴を言いに来る。ただ愚痴を言っている表情はにこやかなので問題はなさそうだけど。
意思とは関係なく連れてこられたこの世界だけど、人間なんでかんだその場所に適応してやっていけるようだ。
この世界にはまだまだいろんな事があるようだけど、俺は果たしてそちら側に関わる日が来るのかはまだわからない。それでも今の生活をよくするための努力だけは続けていこうと思う。
一応当初思い付いた部分がここまででした。
エピローグで出てきた神様とか丸投げですがここで一回閉じようと思います。
拙い作品ですがお読みいただきありがとうございました。




