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犬も食べない例のあれ
「あー、やっと体が動かせる…」
結局一日目はずっと拘束されたままで終わり、今日ようやく体を動かすのを許された。
とは言えまだ自由に動ける訳ではなくベッドでのんびりしていたら、ロプスさんが来て見事な土下座をかましてくれた。
「すまなかった!お前があそこまで弱いとは…じゃなくて、ゴーレムの一番固い頭を振り抜くなんてなんて無知…でもなくて、とりあえずいきなりけしかけたのは間違いだった、反省している!この通りだ!許してくれ!」
正直謝ってるんだか貶してるんだかわからないことをいいながら土下座を止めないロプスさん。うん、正直ドン引きした。返事もせずに固まっているとロプスさんの後ろにいつの間にかキアさんが…
「ロープースー?」
その声に土下座をしていたロプスさんが顔を上げゆっくりと振りかえる。
「キ、キア…今クロウに許してもらうところだから…なぁ、頼む!許すと言ってくれ!じゃないと俺はキアに…「私がなんですか?」
俺に許しを乞うロプスさん、一体キアさんに何をされるのだろうか…そんな事を考えているとキアさんは俺がロプスさんを許さなかったと判断したのかロプスさんを引きずって部屋を出ていった。
「なぁ、クロウ許すと言ってくれって!クロぉぉぉぁぉ!」




