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"エレアノーラ・アルダントン"は特別だ。


"精霊の祝福"は特別視されるものである。


人間には魔素を貯めておける臓器が備わっており、その大きさによって魔法が使えるものと、使えないものとに分かれる。しかし、魔法が使えるといっても、所詮は人間、大多数は1つの属性のみしか使えない。


だが、"精霊の祝福"を受けたものは、人間が使える属性、火・水・風・土・光の5つとそれ以外の属性を祝福した精霊の力を借りて使うことが出来る。精霊の力を借りれば、その精霊の属性の事象を起こすことが出来る。人間が使える属性の精霊からの祝福を受けると、人間が使えるその属性の魔法の限界を超えることが出来る。もちろん、人間が使えない属性の精霊に祝福されれば、その属性の魔法が使えるようになる。そのため、精霊の祝福を受けたものは特別視されてきた。だが普通は一属性からの祝福のみであり、祝福される精霊の強さ(階級)によって魔法の強弱も変わってくる。それでも、精霊の祝福は滅多にされることがなく、された者も皆、何かに秀でていることから、国から、世間から特別視されている。


しかし、エレアノーラの場合はそれ以上であった。


エレアノーラが母親のお腹の中で眠っている頃から、あらゆる属性の精霊が集まり出していた。下級の精霊たちから徐々に集まり出し、母親のお腹が大きくなるたびに、中級、上級、と次々に精霊が集まり、屋敷の周りは神秘的な光に包まれていた。


そして、エレアノーラが生まれおちた、その時に、大精霊たちが集まり、エレアノーラの誕生を祝福した。これは異様であり、異常であり、あり得るはずのないことであった。そしてその日から、アルダントン家の屋敷は世界で一番神聖で安全な場所になった。

説明しようと思ったら余計ごちゃごちゃになってしまった…

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