表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

極月 終 思いつき詩集

ヒトリヨガリでヒトゴトなヒトリゴト

作者: 極月 終

僕は怠惰で怠け者だ


僕は楽をするためならある程度手段は選ばない


楽をするためなら僕は逃げる


逃げて 目を背けて 見なかったことにする


僕が楽なら他人が苦でも気にしない


楽になるために楽をする


楽になるために苦を選ばない


苦を選ぶという選択肢を僕は持たない


あったとしても選ばない


僕は楽になるために楽を選んで楽をする


楽をして怠惰に時を過ごす


青空を見上げて雲の流れを見届ける


夜空を見上げて星を見る


空を見上げて明日をどう楽に過ごすか考える



僕は嘘つきで詐欺師だ


人を騙し 他人を騙し 友達を騙し 家族を騙し 自分を騙す


そして僕は人を信じない


人を信じず 他人を信じず 友達を信じず 家族を信じず 自分を信じない



何も信じない


何でもかんでも信じる奴がいるのなら声高らかに笑ってやる


上から見下す様に 蔑む様に


高く 高く笑ってやる


だって思わないか


人を信じて何になる


相手は自分を騙すために自分を信じさせようとしているかもしれないのに


相手にいつ騙されるかわからないのに


騙されて 裏切られて傷つくのは自分ではないか


騙されるなら 傷つけられるなら


そうなる前に人を信じるな


そうなる前に人を騙せ


騙して 騙して 騙しまくれ


何も信じるな


自分も信じるな


自分を守るために騙し続けろ


人を 自分を 騙し続けろ



騙す度に罪悪感が生まれる?


そんなもの 知ったことか


罪悪感なんて所詮2、3分程度の物


気にしたって意味がない


時間の無駄だ


その間に


騙して 騙して 騙しまくれ



楽に生きる道を見つけ


楽に過ごす方法を考え


人を騙す術を身につけ


自分を守るために嘘をつく




この世界は騙した者が制するのだ







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ