表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/13

三 資料紹介(一):鵞峰文集(一)

 鵞峰は多くの家族に先立たれた人だった。次兄、長兄を失い、母を送り父を送り、弟を送り、息子を送った。甥も娘も彼に先立って逝った。鵞峰は折に触れて彼らの事を文章に綴った。

 息子梅洞を二十四歳で亡くした際には、門弟に長文の追悼記を口述筆記させている。


 汝没する時、余、見る所聞く所皆憂ひなり。余が心狂せるが如し。以為(おもへ)らく、生きて恥有らんよりは、寧ろ死せるが(まさ)れりと。若し頓死せば幸いなりと。既にして又謂はく、戇(春常)と憲(弟読耕斎の遺児)と、余無くんば誰にか憑ん。(いやしく)も存せば其の業を成すを見ん。また謂はく、韓文公、欧陽公、朱文公、皆幼にして孤なり。然も大名宇宙に垂るれば、その成すと成さざるとは彼に在るのみ。何ぞ必ずしも我が存・不存に係らんや。(鵞峰文集77巻「西風涙露上」)


 鵞峰の家族への思いを、文集から少しご紹介したい。気持ちがストレートに出ているので、つい哀悼文ばかりになってしまったが、勿論それだけではないので、興味のある方は原本にあたって頂ければと思う。素人の拙い訓読文だが、どうかご寛恕頂きたく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ