いつかどこかで歌った歌
佳寿君の台詞多いな
会長が、帰ってから 私は佳寿君に少しだけ
怒った。
遥「なんで、あんなこと言ったの?会長さん
怒ってたよ?」
佳寿君は少し小馬鹿にするように言った。
佳寿「だって、ああいうの嫌いなんだもん!
自分だって助けられなかったくせに。」
これには、反論できない。
確かに会長も助けられなかった。
そういえば…。
遥「男子校生が殺したっていうのは…」
佳寿「殺したのかは、わからないけど
でも、殺しやすいのは確かだ。」
遥「侵入しやすいもんね」
佳寿君が、さっき言ったことをうっすらと思い出す。
佳寿「それもあるけどさ。 あれから調べたんだよ。屋上には、丁度 下からだと見えにくい所がある。」
飲んでいたアイスティーを置いて言う。
遥「そっか、 女子校生はわからないもんね」
佳寿「も、ね。男子校生でも知らない奴 多いと思う。あんまり入らないし。そこそこ行く人だとしたら生徒会の人とか かな。」
遥「へぇ、 あ、もうそろそろ帰らなきゃ」
時計を見て気づいた。 もう、7時を過ぎている。
佳寿「マジ? 送るよ」
席から立ち上がり、会計の所へ向かう。
遥「どうせ、家近いじゃん」
佳寿「そうだけど…。あ、奢るよ。
なんか、付き合わせちゃったし」
遥「じゃあ、お言葉に甘えて」
相手は佳寿君なので、素直に払ってもらう。
遥「ふぅ」
吐息を吐くと、息は少し白い。
結構寒いな。
まだ、11月なのに結構寒い。
遥「そういえば、愛は会長さんの事 好きだったのかな」
佳寿「さあね。 遥はいないの?好きな人」
遥「いないよ」
いたとしても、佳寿君にだけは言いたくない。
遥「佳寿君はいるの?」
佳寿「んーー、別に。 でも遥と付き合ってるって友達に勘違いされる」
遥「えっ、」
すごく、嫌だ。最悪。
佳寿「そんな顔しないでよ。 佳寿君って言ってるからじゃない?」
佳寿君が少し拗ねている。
遥「佳寿君が佳寿君でいいって言ったんじゃん」
私もむぅと頰を少し膨らます。
佳寿「だって、滑舌悪くてカスって聞こえんだもん」
遥「すいませんね!滑舌、悪くて!」
佳寿「へーい」
やっぱり、佳寿君は意地悪だ。
愛とかには優しいのに。
佳寿「僕は好きな人いるよ」
遥「へ? まだ、その話してたの?」
佳寿「一応、遥は答えたし」
佳寿君は、そっぽを向いているが頰がどことなく赤い。
遥「え、え、だれだれ?気になる」
これは、佳寿君を馬鹿にできるチャンス!
佳寿「あ、もうそろそろ家だから。バイバイ」
遥「あ、逃げた。 もう、 バイバイ」
手を振って、別れてから 佳寿君、誰が好きなんだろう? と考えてみたが、わからなかった。
ミステリー、微ホラー、恋愛?
です(。-∀-)




