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いつかどこかで歌った歌  作者: 月影 ゆかり
11/12

いつかどこかで歌った歌

放課後


病院についてから、 受付で佳寿君の名前を言い 病室を教えてもらう。


病室に向かう途中で男子生徒を何人か見かけた。


きっと、 何人かは佳寿君のお見舞いだと思う。


佳寿君は、女子にも男子にも結構 モテている方だということを知っている。


そんな佳寿君が昨日の放課後、

好きな人がいると言っていた。


キョロキョロと辺りを見回してみるが

女子生徒はあまりいない。



佳寿君の病室は2階でおじいちゃん、おばあちゃんもいるからあまり騒がないでほしいと受付の人が言っていた。


ここかな?

病室の札を見ると佳寿君の名前があり、扉をカラカラと開けた。


佳寿君は1番手前の右側のベッドにいた。

他の人は寝ていた。起きているのは佳寿君だけだ。


佳寿「遥、 来てくれたんだ」

佳寿君は元気そうだった。


遥「うん、いきなり階段から落ちたって聞いてびっくりしたよ」


近くにあった、椅子を佳寿君の方に寄せ 座った。


あれから、気になって先生に聞いてみたのだが 本当に驚いた。


佳寿「ははは、ごめん!でも足をちょっと怪我しただけだよ」

佳寿君は笑っているが、足には包帯が巻かれている。


遥「大丈夫なら、いいけど。 あ、これ」

お見舞いの品としてフルーツの盛り合わせで1番安いやつを買って来たのだ。


佳寿「わあ! ありがとう!」

佳寿君は、嬉しそうだ。 よかった。


遥「でも、佳寿君が階段から落ちるなんて珍しいね」


佳寿「…… ねぇ、遥にお願いがあるんだ。」

佳寿君は、真剣な顔だった。


遥「え、 う、うん」


佳寿「愛花さんを殺した犯人がわかったんだ。 今日、確信した。 犯人はーー」




あれから、少し話しをして 病院を後にした。


行かなければ。あの人の所へ。

もう、6時40分だ。


時間的に明日の方がいいだろうが、今日 行かなければいけない。


そう思い、私は佳寿君が教えてくれた住所に向かって歩き出した。

次で最終話です。

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