いつかどこかで歌った歌
もし、友達が親友が死んだらどうしますか?
もし、友達が親友がいじめられていたらどうしますか?
それは本当にできますか?
「♪♪♪♪」
綺麗な夕焼けの帰り道だった。橙色の夕日が私達の影を大きくする。
君は私より2、3歩くらい先を歩きながら歌を歌っている。
君は歌が好きで、私は君の歌声が好きだった。
「それ、何の歌だっけ?」
本当は知らない。聴いたこともない。それでも知っているフリをする。
「いつかどこかで歌った歌」
そう言った君の顔は少し切なそうだった。
なんで、もっと早く助けられなかったんだろう。いや、違う。なんで助けなかった?私は人殺しだ。
朝。いつも通り登校する。君はいじめられてるから他の子と一緒に登校していた。それでも夕方、いつも隠れて会っていたし遊んでいた。
友達とお喋りしながら学校に行く。と、言っても一方的に友達が話していて私は合わせているだけ。
「合わせてばっかりだと、疲れちゃうよ?」
君は心配して、私にそんなことを言ったのを覚えてる。でも、そうしないと嫌われちゃうから。嫌われるのが怖いから。
そういって、私は逃げてきた。
校舎に入ると、何やら騒がしかった。
「ねぇ、あの子自殺したんでしょ?」「まじ、やべぇ」「どうなんだろうね」「こわーい」
自殺?誰が?まさか、いやないよね。だって、君は強いもん。私なんかと違ってすごい強いから。自殺なんてしない。
なのに不安が心を襲っていく。もう、友達の話も耳に入ってこなかった。
友達は、違うクラスだから別れてしまった。
私は少し、震えた手で教室の扉を開けた。
君はいつも窓際の椅子に座っていた。
なのに、今日はいない。机の上に置いてある花瓶の百合が寂しそうに置いてあった。
私は全身の力が抜けて床に座り込む。この時は汚いとか思わなくて、ただただ目から涙が零れ落ちた。
主人公
篠原 遥 (ささはら はるか 通称はる)
よく人に合わせてる
はるの親友
清水 愛花 (しみず まなか 通称 愛)
いじめが原因で自殺
初めて連載作品書きました。続けられるか心配ですけど、頑張ります!




