表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

 3 死霊使い

 3 死霊使い


「隊長、密書の任務、完了いたしました。」

「ご苦労。報告はスミスに任せて、二人は下がれ。」

任務が終わり、王都ギルティアに戻った一行。

スミスはいつものように、クリスに連れて行かれた。

「あの人のパシリも、いつまで続くんだろう…。」

「永遠よ…。」


気の毒すぎる…。

そもそも、何でスミスさんはクリスに使われてんだろう?

今度思い切って聞いてみようかな…。


「どうするの?」

セイラが聞いた。

特にすることも無いが、何もしないと余計なことばかり考えてしまう。

「そだな…。城内でも行こうかな?」

「お城に?アンタ何か用でもあるの?」

セイラにもイリスのことは内緒だった。

怒られはしないと思うが、反対はされるだろう。

これが恋愛関係というわけではないのだが、一般人と王族の交友も賛成できるはずがない。

「いろいろ…、ね?」

「変なナギね…。」

そんなセイラと別れ、ナギは城内を徘徊する。

もしかすると、アイツに会えるかもしれないから…。

先刻の部屋。城内の客室に入ってみる。

「好きな時に会えるってわけでもないもんな…。改めて身分の差を感じるぜ。」

「ホントよね。また会いに来てくれたの?」

振り返ってみると、そこにはイリスの姿が。

「イリス!?」

「バカ!!」

「は?」

急に怒り出したイリス。ナギはまったくその意味が分からなかった。

何だか最近、バカ呼ばわりされることも多いような…。

「何が?」

「勝手に知らないところ行かないでよ!びっくりしたじゃない!!」

心配してくれていたイリスをなだめるべきなのだが、加減に慣れていないナギは面倒くさそうに言った。

「しょうがねぇだろ?任務なんだから…。俺は平軍人だからな!」

「まだ根に持ってたの?」

「も、持ってねぇよ!!」

「とにかく、分かった?」

ナギのほんと目の前まで寄ってきて見つめるイリス。

そんなに間近で見られたら、分かったって言わざるを得ない。


しかも、なんかちょっとドキドキしてきた…。


「はいはい。大体、俺とお前はいつでも会えるわけじゃねぇんだぞ?いちいち知らせに来るわけにもいかねぇだろうが…。」

わざとイリスから逃げるように振り返り、窓から外の景色を見つめた。

「そんなの知らないわよ。いちいち知らせに来なさい、いいわね?」

「ホントに苦労しない性格…。」

「何か言った?」

「何でもありません…。」

先刻聞かされ、王家を牛耳ろうと目論む組織の存在を知った。

そういえば白猫の件について、イリスは何も知らないのだろうか。

「イリス。」

「ん?」

「白猫って知ってるか?」

「なぁに?知らないよ?」

「そっか。」


知らなくていいこともある、か。一国の王女とは言え、俺としては普通の女の子で居てほしいからな。白猫のことは俺が何とかする。何てたって、レジスタンスのメンバーだからな。


「どうかしたの?」

「別に。改めて、イリスと話せるのが不思議だなぁって思っただけだよ。」

「そうだね。私は、ナギとなら退屈しなくていいけどね。ナギといる時間が今までで一番楽しいもん。」

「ば、バカか!?いきなり改まってんじゃねぇぞ!?」

赤面気味な表情でナギが驚いた。

それを見ていたずらに面白がるイリス。ほんとに仲がいい二人なのだろう。

普段、二人とも同世代と付き合うことは少ない。

だからこそ、お互いが会える時間が貴重で、この上ない憩いの時のはずなのだから。

「殿下!イリス殿下はおられますか!?」

廊下が騒がしい。

イリスはちょくちょく私室を抜け出すから、側近が困っているようだ。

まぁ、半ば軟禁に近いイリスの生活を考えれば無理もないのだが。

「ほら。呼んでるぜ?」

「うん。行かなきゃ…。」

寂しそうなイリスの顔。

「しゃあねぇなぁ!約束…!明日もここで待ってるよ。な?」

「うん!またね!」

ヒラヒラと手を振りながら、笑顔を作ってイリスを見送る。


ほんとに嬉しそうな表情してやがる。

ダメだ、アイツには頭が上がりそうにないな。


軽く自分に呆れながら、しばらくしてからナギも客室を後にする。

イリスはすでに側近に連れて行かれて、部屋に戻ったのだろう。

「ナギ!ナギは居る!?」

セイラのナギを呼ぶ声が聞こえる。


イリスの次は俺かよ…。


声の方角を辿り、セイラの元へ駆け寄った。

「どしたの?」

「よかった。まだ城内に居たのね?でも、何してたの?」

「別に!何でもないよ!」

「そう?ネクロマンサーに会えるわよ。これからレジスタンスの集会。と言うよりも、アンタの歓迎会ね。」

小言でセイラが言った。当たり前だ。こんなこと堂々と公に言えるはずがない。

白猫への反逆。それは、彼らの直属部隊に追われるハメになる。

そうなれば様々な障害が起こるだろう。

「俺の歓迎会?楽しそうだね、レジスタンスは・・・。」

「自由で素敵なところよ♪さぁ、行きましょう?」


セイラに付いていき、辿り着いたのは街のバーだった。

聞けばここがレジスタンスの集会所らしい。

扉を開け、中に入る。

「おぉ、ナギか!」

「クリス!?やっぱクリスもレジスタンスなのか。」

中には十数人の人間が集まっていた。バーのマスターとも親しげだ。

「あら?可愛い男の子ね?クリスの若い頃にそっくりだわ♪」

「え…?」

マスターの女口調にビックリしてしまった。と言うより、引いた。

人の身体を上から下まで観察し、にっこり笑いかける。

「ここのマスター、スカーよ。ヨロシクね♪」

「あ、はい…。」

「ナギ。マスターにオカマは禁句だぞ!?」

酔っているのだろうか?スミスが笑いながら忠告した。

そして、スカーは真っ直ぐにスミスのとこへ向かい、正拳突き!

「ぐはぁっ!?」

「お酒は楽しく飲みましょうねぇ♪ほら、ナギちゃんも!」

スカーからアルコールの入ったグラスを渡された。

「ダメっ!ナギはまだ未成年でしょ?」

「ちぇ…。」

「あら?ナギちゃんまだお子様!?もっと大人に見えたわ…。」

目を輝かせながら、スカーが瞳をパチクリさせた。


うわぁ……。

ナギちゃんって…。

てゆーかその目が…。

俺、この人無理だな。


会って数分もしないうちにこの人に対しての壁ができた。

「さて、簡単にこいつの自己紹介でも始めよう。」

クリスが場を治めた。


あ、俺の酒は…?笑


「俺はナギ。『烈風』の隊員で、風の魔術師です。」

ナギの能力を知った途端、辺りがざわついた。

話では聞いていたみたいだが、本人から聞いて改めて驚いているみたいだ。

「17歳で、えーと…」

言葉に詰まっていると、誰かが中に入ってきた。

茶髪で長髪。細長い剣を腰に差している。綺麗な顔立ちでイケメン。

この人こそが、『死霊使い』と恐れられる、『流星』の副長、テイル・リクトだ。

「軍用で遅れちまった。ん?そいつが新入りか?」

「あぁ。俺の部下、ナギだ。」

クリスがナギを紹介する。クールかつ冷静として有名なテイル。

彼はナギを見ると、ニカッと笑って手を出した。

「俺がテイルだ。ヨロシクな。ほら、握手っ。」

「あ、はい…。」

「元気無いな?お前だろ?クリスと喧嘩ばっかしてるヤツは。」

「え?クリスがそんなこと!?」

結構、ナギにとって憧れな存在だったテイル。

そのテイルがクリスからとは言え、ナギの存在を認知していることに驚いた。

「俺とアイツは同期だからな。腹割って何でも話してくるんだよ。じゃあ、全員揃ったことだし、新入りの歓迎とやらおっぱじめるか?」

「一番遅刻したやつが仕切んなよ…。」

クリスが突っ込んだが、みんなそんなこと無視して宴を楽しんだ。

思えばこういう会は初めてだ。

この宴のおかげで、ナギは他人行儀も無くなり、誰とでも気楽に接するようになった。


みんな、仲間なんだ。


「ねぇ、テイル。」

「ん?」

「何でさ、『死霊使い』って呼ばれるようになったの?」

バーの隅で、ナギとテイルが並ぶ。すでにお互い、すっかり意気投合したみたいだ。

「お、ナギ。聞きたいか?」

「うん。いい機会だし。」

「俺が炎を使うのは知ってるか?お前みたいな万物クラスには及ばないけどな。」

巷で万物クラスと呼ばれる魔術の種類は、例えば、レヴィスが放った雷は電気の万物だ。他に、火の魔術の中でも青白い炎を万物と呼び、水の魔術を氷撃に変換するのも万物と言われている。どれも強力な力を持つものばかりで、賢者クラスでさえも、不用意に使うことは恐れられる大きな力である。

力量の及ばぬ者がそれを扱うとなると、魔力のオーバーロード、つまり暴走を引き起こし、何が起こるかも予想できない。自分のキャパシティ以上の魔術を無理に扱うことは、術者の寿命を大幅に削るらしいので、不本意に使う者も居ない。ましてや死に至るケースも残っている。

そして、ナギの持つ風はそれだけで無条件に万物と称される。大気の気流を自在に操る術。極者に至っては、天候を操作することも可能だったらしい。

絶滅種と呼ばれる前ですら、希少種と呼ばれていた属性。

その希少価値から万物と呼ばれている。無論、先のレヴィス戦で見せた威力こそが真の風の力である。

「いやいや。テイルには全然及ばないよ。」

「そうか?それでな、戦場で地獄の業火を振るう俺の能力。捕らえた獲物に断末魔の叫びを与え、焼け焦げた死体は死霊のような光景。これが、俺がネクロマンサーと呼ばれる由縁だよ。」

ぞっとしてしまいそうな異名。こんなイケメンが、そんな分厚い二つ名を持っている。

「そっか…。あのさ、俺にも二つ名与えられるのかな!?」

「どうだろうな…。功績を称えられ、一番隊の隊長が認めてくれれば、二つ名を貰えるかもしれないな。」

「一番隊…、『黄龍』か…。」

「そう。そして、表向きでは最も白猫に忠実な部隊だ。事実、あそこの隊長は白猫をも利用しているって感じだけどな。」

「『黄龍』の隊長ってどんな人なの?」

「さぁな。俺らに顔を見せる時は、常に仮面をつけている。謎だらけの人だ。おまけに、魔力の生成量がハンパ無い。さすがは特殊部隊の頂点に立つ人だよ…。」

テイルが感心して言う。全てが謎に包まれた人。

何だかナギの闘争心に火を点けたようだった。興味が湧いてくる。

「会ってみたいもんだね…。」

「その時は、アンタが兵器になるのを意味するわよ?」

セイラが突然割って入った。

「テイル。変なことをナギに教えないで。この子には、そんな二つ名必要ではないわ。」

「はいはい。だってよ、ナギ君?」

「うん…、兵器か…。」

無我夢中だったレヴィスとの戦い。

俺は賢者クラスに引けを取らない、むしろその上を行く魔力を生成した。

今のこの国に、それほどの力を持つ人間は居ないと思う。

一瞬だが、最強の力。

「ナギ?」

「え?あ、あぁ、何?」

「ちょっと来なさい。」

セイラに連れられ、バーを出た。

街の通りはいつもと違う感じだった。

こんな夜分に外出したことも無かったから。

「どうしたの?」

建物の前に詰まれた木箱に腰を降ろしてナギが言った。

「アンタ、イリス王女と会ってるでしょ?」

「はっ!?」

「ホントにアンタ、隠し事できない性格ね。」

「あ…。」

「まぁ、悪いとは言わないけど。互いに同年代と関わりを持てる機会もないんだし。」

「何で…?」

自分にそう思わせてしまうような素振りがあったか確かめる。

いくら城に出かけるとは言っていても、常識的に考えてナギの立場上イリスには結びつくはずもない。

「女の勘よ。」

「え?」

「ふふっ。好きにしなさい。私は反対しないわ。でも…。」

「?」


「後悔は免れないわよ。」


「そんなの、知らない。大体、身分なんてクソ喰らえだろ?」

「そうね。でも、私以外の人間はそうも言ってられないの。規律だから。」

「うん。でも、セイラさんは分かってくれた。それだけで充分だよ。」


隠し事をしなくて済む。そう考えられるだけで気持ちが楽になった。

その後は歓迎会に戻り、みんなで夜を明かした。

セイラさんに内緒でアルコールも飲んでみたり…。笑

早く年取って、堂々と飲めるようになりたいな。


日の薄明かりが空に現れると、メンバー達は少しずつ帰っていった。

「ナギ、私たちも行く?」

「そうだね。」

帰ろうとする二人を、クリスが止めた。

「帰るのか?」

「ええ。どうかなさいましたか?」

「探索任務だ。だが、これは自主制。断る権限がキミらにはある。」

探索行動は本来、軍部とは別の調査団が行なうもの。それを軍所属のナギたちが行なうのは特殊な事例だ。そして、自主制であることから、この任務は通常の任務とは違うことが考えられる。

「詳しい話を聞かせていただけますか?」

少し間を置いて、クリスが口を開く。

「ギルティア領の東方に位置する砂丘。分かるな?」

「うん。」

ナギが頷く。

かつて、ギルティア領にはヴァルハラと呼ばれる街があった。そしてヴァルハラは、7年前の戦争で、帝都が導入した兵器により地形が変化するほどまで壊滅させられたらしい。街が今や砂漠と化している。

「巨大な魔力の生成を観測した。タクマの森で感じられた時と同時刻だ。上には、森の魔力はドラゴンの物だと誤魔化したけどな。砂漠に調査団を派遣したところ第一団、二団共に帰らないそうだ。」

タクマの森の魔力は、間違いなくナギの物だ。あれだけ大きな魔力なら、力を持つ術者が気づかないはずもない。では、砂丘では一体何が起きているのか。

「隊長!そこは…。」

「セイラさん、大丈夫。俺が発見された場所だろ?俺がヴァルハラの生き残りなのか…。記憶の無い俺には分からないけど、いつか行って確かめなきゃいけない。」

「ナギ…。」

「最悪の場合は俺が行く予定なのだが…。行ってくれるか?」

「行くよ。行かせてくれ。」

「分かった。セイラはどうする?」

「私はナギの保護者です。彼を見守る責任がありますから。」

自慢げにセイラが言った。クリスもナギも笑う。

「そうか。お前にナギを任せたのは正解だったな。では、部下にばかり負担もかけられん。俺も行こう。スケジュールは全部キャンセルだ。」


クリスが来てくれて、この上なく心強いんだけど。スケジュール蹴って一番困るのはスミスさんなんだよな…。この人はそんなこと思ってもないんだろうけど。まぁ、いっか。


「隊長もですか?」

「あぁ。どうせ、スケジュールの埋め合わせはスミスがやってくれるはずだろう。」


やっぱり。そのスミスさんは、いつの間にか帰ってるし。


「なになに?何の楽しい話?」

いつしか、テイルまでやってきた。

「ヴァルハラの調査の話だよ。」

「なるほどな。調査団が帰ってこなくて上もお怒りだろ?面倒役が回ってきたか?」

テイルが嬉しそうに言った。

「そうだよ…。」

「昔からそんな役回りばかりだな…。うん、俺も付き合ってやろうか?」

「予定は無いのか?」

「そこはウチの隊長がカバーしてくれる。それに、楽しそうだしな。」

なんだか行き当たりばったりだけど、最強のメンバーになったと言ってもいい。

『烈風』の一番と二番。『流星』の二番。そして絶滅種、風の能力者。

こんなパーティに出くわしたら、その辺の賊風情じゃビビって手も足も出ないだろう。

「すげぇな…。このメンツ…。」

出発は明日夕方。今回はギルティア領だし、早く帰ってこれるかもしれない。

でも、勝手に出発するとうるさい奴が居るから、とりあえず、あの場所に行くことにした。


「ふぅ。そんな簡単には会えないわな。」

誰もいない客室のベッドに寝転がる。

夜中ぶっ通しで騒ぎとおしたせいか、そんなことで簡単にナギは眠りについてしまった。


レヴィスの中で見た記憶。

悪魔なんてホントに実在するのか?

でも、賢者を軽々しく凌駕した力。あの爆発魔術ですら、魔力の解放だけで相殺していた。

そんなんじゃ、悪魔なんか人の手で太刀打ちできるわけないじゃんか…。

いや…、あるのか。

俺の中に眠ってる力。確かめたい。ヴァルハラに行けば分かる気がするんだ。

あの声の主も気になる。不安定なもの。気味が悪くなる。


目覚めたナギ。起き上がると、ベッドに座っている人影。

「イリス!?」

いつもの服装とは違う。正装とも言える綺麗なドレス。まるで人形のように整えられた顔つき。どこかの童話で出てくるお姫様のようだ。いや、実際お姫様なのだが…。

「あ、起きたの?」

「あぁ、悪い。昨日、夜通し騒いでたからさ…。それより、今日どしたの?」

「え?うん…。あのね…、今夜、お城で舞踏会なんだって…。」


舞踏会。踊るのか?イリスが…。

誰と!?


「舞踏会!?」

「そう。フォーンヴァン王国と合同で開催するんだって。」

おそらく、先日の密書は舞踏会の招待状類のものだったようだ。

王家を狙うテロリストによる襲撃も考えられる以上、ナギ達へ任務が回ったという人選も納得できる。

「何かつまらなさそうだな。」

「うん、つまんないの。ねぇ、ナギも来てよ!」

「はぁ!?」


何で俺が…。第一、ステップなんて踏めない。

それ以前に、各国のお偉いさんが参加する場に俺が入れるわけがない


「ダメ?」


そんな目で俺を見んな…。


「あのな、俺は一般人だぞ?衣装も持ってないぞ?」

「大丈夫!衣装なら用意する!ね?」


全然大丈夫じゃない。


「おい…、本気か…?」

「うんっ♪」

テイルがクリスに言った言葉を思い出した。

昔から面倒役ばかり…。

それはナギにも当てはまるのでないだろうか。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ