表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/96

目撃証言89『アングル』

風美は、あらゆるアングルから髑髏男の攻撃や姿を写真に収める。


「プールっと今考えるといろんな場所に隠れる場所あるよねえ……」


ジャグジー、椅子、パラソル、水中、プールに入る為の段差等、当然髑髏男の死角となる様に目線を避けて通る。


ドキドキの戦士に関しては、そもそも風美がいるとは気付いていない上、ネイルブルーがやられ、戦闘不能状態のせいで、ピンチになっていた為、戦いに集中しないといけなかった。


「でもこんな状況でも勝てちゃうのが美少女戦士だよなあ……」


主人公補正といった都合のいい瞬間、それが今風美が求めている瞬間であった。


「そこに付け入る瞬間がある……」


風美の見ている光景は、今美奈子であるレイディに伝達はされている。


自分の脳波を勝手に読み、それを理解する。


その友人の手腕を信じている。

しかし、一番の理由は。


「しんどい……早く終わって欲しい……兄さんが余りこんなことに関わらないのが分かった」


意外と重労働であった。


意図的に見ると見てしまうでは全然違った事を理解出来た。


見てしまうは、当然隠れれば勝手に情報を貰えるが、意図的に情報を得ようとする行為は、バレてはいけない言った部分とちゃんと情報を伝えないと言った二つの事を行わないといけなかった。


「引き受けなきゃよかった……」


泣きそうになりながら業務を熟す。


『ごめんねエ、でも頑張って」

「うわ……」


明らかに直接脳にメッセージを送られて、風美はうんざりした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ