目撃証言86『最終戦?』
「二度目のプーーールウ!!!」
「はしゃがないで……恥ずかしい」
「はあ……」
子供のようにはしゃぐ良子に、霧雨と黒子は親の様に溜息を吐く。
「ふむ……入るまではいつも通り、中で始ま……ってる!!」
先に入った風美は、プールに死体よ様に浮いている人達を見てドン引きする。
「ええ……なにこれ……こわ……不自然オブザ不自然……こんなの」
「うわ! なn……」
しかし、入った瞬間にお客たちは倒れ出す。
「そうでもないか……」
そして、数分後扉の前には、山のように積まれたかのような倒れた人達で入り口が塞がっていた。
「おい!! これ! 何を考えればこんな事になる! おかしいだろ! これは入れないだろ! それとも外でするつもりか!」
『楽しみだね……って! 何これ!』
「ほらああ! 入り口をふさいだようになっちゃった! 中を見る事すら出来ないじゃん!」
呆れたように、風美はボスの手際の悪さを見る。
そんな時であった。
「お前を確保するためだ……加瀬風美……」
「うお!!」
すると、真後ろに、髑髏の男が現れる。
「え……まさか私を怪人にでもするつもりですか……」
「そのまさかだ!!」
「うわ!」
風美は、突如光に包まれるが、全く何も起こらなかった。
「……」
「え?」
「え? 何がしたいんですか……」
呆れる様に、風美が見ていると髑髏は近くの風美に似た女性に光を当てる。
「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
そして、そのまま怪物へと変化した。
「……おまえそれでいいのか……」
「! 黙れ!」
おおざっぱなボスを見ると、美奈子は本当に優秀なんだと心から思った。




