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目撃証言75『認めない』

「こんなの認めない! お前なんかドキドキの戦士の妖精さんじゃない!!」

「貴方は!」

「!!」

「まさか!」


声を上げたのは、敬重さんであった。


敬重さんは、ドキドキの戦士のグッズ(自作)を身に纏い、真っ赤な顔で怒り狂う。

ムッチョは、琉鬼奈に鍛えられすぎたせいで、魔力が高まり、肉体を形成、一般人の目にも見えるようになっていた。


「僕は! 僕はドキドキの戦士のファンだ! 僕のドキドキの戦士を穢すというなら容赦しない!! くらえええ! 消火器いいいい!!」


敬重さんは、何処からか勝手に持ち出した消火器を使ってムッチョに攻撃をする。


「や! 止めて!」

「ヤダ! 止めない!!」

「ああ、やめなくていいっちょ……いい風圧っちょ、筋力トレーニングに持ってこいだ……息を止めないといけないのも肺を鍛えられる……」


ムッチョは、嬉しそうにしながら、地響きを立て、敬重さんに近づく。


そして、敬重さん鷲掴みにした。


「あぎぎがあああああああああああああああああああああああああああ!!」


骨の軋む音を鳴らしながら、敬重は血を大量に口から吐き出す。


「ダメ! 止めてええ!!」


ムッチョは、構わず敬重さんを思いっきり握り付ける。


「あぎぎぎぎぎぎぎ!! いだいいだいぢだああああ!!」


そして、骨の折れる音と共に、敬重さんは涎を垂らしながら失神する。


「目を覚ますっちょ……まだまだ足りないっちょ」


ムッチョは、敬重さんの頭を指で叩く。


「あぎ!!」


敬重さんは、痛みで意識を取り戻すが、激痛によって意識を保ったまま体を震わせる。


「お前をどこまで埋めれるか腕力勝負だっちょ」

「やべ……やべ」

「止めてええええええええええええええええええええ!」

「えいっちょ!」


ムッチョは、思いっきり地面に叩き付けて、敬重さんはそのまま地面を割りながら潰れる様な音を立てながら埋まった。


「せいっちょ」


ムッチョは、穴を叩くと潰れた砂や石、少し大きい岩がなだれ込む。


「あbがおがぼがおgぼあgばおgb!」


微かに生きていた敬重さんの小さな悲鳴が聞こえ、やがて静かになった。

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