表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/96

目撃証言69『単独撃破試験②』

「グルルルルル」


唸る様にラグナは、ムッチョを睨み付ける。


「フン、雑魚っちょ……たった一発でこの程度かっちょ」


パルナズ’は、顔を真っ赤にして、怒り狂う。


「あんで!! なんでなんだよ! ふざけるな! 僕とラグナの絆は強いんだ! いくよ! ラグナ!」

「がう!」


ラグナの上に乗った、パルナズ’はラグナの背中の中に潜り込む。


『集中して、ラグナ……僕の探知の耳を魔力で覆って』

「がる」


すると、ラグナの耳は尖がり始める。


「?? なんだっちょ? これならどうっちょ!!」


ムッチョは、構わず殴り掛かる。


「むっちょ?」


しかし、ムッチョは違和感を覚える。


『そんなのバレバレだね!!』


ムッチョの攻撃は、すぐにバレたのか簡単に躱される。


「なんだっちょ? 今なら全ての攻撃を躱される気がするっちょ」

「気を付けろ! 奴が中に入ると厄介だぞ!」


ムッチョに、指示を送り琉鬼奈は、見守る。


「わかったっちょ!」


ムッチョは、警戒死因を高めて、筋肉を盛り上がらせる。


「ぐらああああああああああああああああああ!!」

「むちょ!!」


ムッチョの拳が、ラグナへと向かう。

しかし、易々と躱される。


だが、フェイントとしてもう片方の拳を見えない位置から食い込ませる。


「決ま……」

「まだだ!!」


だが、ラグナはその勢いを利用して回転し、そのままムッチョの耳を食い千切る。


「むちょ! やるっちょ!!」


ムッチョは、更に筋肉を膨らませて体全体を覆う。


『無駄だよ!! 行け! ラグナ!!』

「むがああああああああああああああ!!」


大口を開けたラグナが、ムッチョを襲う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ