目撃証言61『訪問』
プリッペは、良子に伝える。
「油断しちゃダメッぺ! きっと妹さんは本当に言えないんだっペ! 苦しんでいる友達を助けるのもドキドキの戦士の使命ッペ!」
その言葉を聞いて、良子は不安そうにしながらも風美を心配そうに見る。
(あの糞が……よくも私を辱めてくれたな! 辱めたな! 許せない! ぶっ殺してやる! テメエが吹き込んだんだな! 糞が! ぶち殺す! 嫌落ち着け! 殺すのは一瞬で終わる……それにバレれば苦しい……なら)
風美は、良子をプリッペと共に家に上げた。
「お、良子たんどうも」
「!! ひ!! ど……どうも」
「やっぱりこの男! 妹さんに乱暴してるっペ! 前から怪しいと思ってたっペ!」
「……」
「ドっどうかしました?」
「いえ、上がって……ふふ」
すると、文雄は笑顔で2人を上げた。
「で? 今日はどんな御用?」
「う! ううん! 只遊びに来ただけだよ!」
「そ! じゃあいいよ! 楽しんでね!」
文雄の言葉に甘えて、家に上がる。
「だっ大丈夫ッペ! この男が何かをしようものなら! 僕が必ず良子を守るっペ!」
「……」
そして、そのまま上がると文雄はお茶を出す為に、風美と台所に向かう。
「僕が見てくるッペ! 大丈夫ッペ!」
「プリッペ! お願いね!」
そして、文雄達を見にプリッペは、台所へと向かう。




