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目撃証言23『取り入り』

「フン、キレーに取り入ったようだが……私は奴みたいにチョロくない……分っているな」

「はい! ネチネーさんもよろしくお願いします!」


レイディーは、ネチネーの嫌味ったらしい話し方をものともせず、頭を下げる。


「まずお前に言っておく、私は言われた事以外の事はするべきではないと思う」

「なるほど! 勉強になります!」

「本当に分かっているのか? では異常事態が起こった場合はどうすれば良い? 言ってみろ」

「報告連絡相談! つまりはほうれん草です! 異常事態だからこそ勝手な行動をせずにまず上司に相談! その上で勝手にしろと言われた場合のみ自身で考えて行動する! もしそれで失敗したとしても勝手にしろと言った上司から勝手な行動を取るなと言われた際、報告と連絡を取った事、そして上司の命令に従ったまでであるという申し開きが出来ます!」


ネチネーは、レイディーの説明に少し満足そうにする。


「そうだ! 責任とは勝手な行動で確実に自身に向く! さっきの事も確実に他の者が言われた行動通りに動かなかった事が原因だ! なら! 前の作戦では報告と連絡が取れなかった、その場合は!」

「一時撤退です! 今後の方針が狂ってしまう場合がある為、寧ろ余計な事はせずに上司と相談しその上で行動に移す場合が必要です!」

「分かってるではないか……」


ネチネーは、レイディーの完璧な答えに感心する。


「ネチネー先輩も! 先輩の信念の素晴らしさには感服します! 尊敬します!」

「ふうふ!!」


ネチネーは、喜びながらレイディーの頭を撫でる。


「よし! ならイライー、キレーがいる場合は!」

「イライーさんにしんがりを任せて撤退の準備をします! キレーさんには説得が効きますがイライーさんはフラストレーションが溜まると思いますのでしんがりで暴力を振るう事で多少のストレスは解消されるかと!」

「なるほど! 確かにそうだ! 私は君を信頼する!」

「ありがとうございます!!」


結局、ネチネーもレイディーに絆される。


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「俺はよおお! 怒りをこの世界にぶちまけたい!!」

「ストレスを溜めるのは良くないですからな! 良い事だと思います! 悪としてはイライーさんは一番分かりやすい方法を効率よく行えているかと!」

「おう! 分かってんじゃねえか! 小技だとかよりも俺は自分の全力パンチで相手を潰す! お前等は小技を使えばいいが俺は絶対に使わねえ! 俺に向けて効率が良くなるような攻撃を当て指せたりもするな! 分かってんア!」

「そうですね! そんな事をすれば相手の固いものを潰す感覚は残らないでしょう! 私は私で、弱いので自分の時のみにしようとします! それにしても凄い力ですねえ!」


イライーは、大きなダンベルを片手で持っていた。


「ハハハハハ!! 俺はスゲエんだ! つええんだ!!」

「はい! 肉弾戦では最強かと! 魔術のキレ―さん! 粘液のネチネーさん! そしてパワーのイライーさんですね! パワーで勝てるからこそ! それは悪! 魔術は洗脳! 粘液は不快感! 誰もが相手を苦しめる為の悪でいっぱいで凄いです! 尊敬します!」

「ハハハハハ!! 俺等に着いて来いよ!!」


イライーも完全に、絆された。


悪の幹部は、皆チョロかった。

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