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水泳部女子の雫~競泳水着で校舎を駆け回る漏れそうなのに男子に捕まってしまい……

 水面を波打たせながら泳ぐ一人の少女。

 綺麗なフォームのクロールで、プールの端から端へ一直線に進んでいく。


 手足はかなり早く動いているのに、弾ける飛沫はとても小さい。

 ここから(・・・・)ではそもそも聞こえないが、おそらく水音も小さいのだろう。

 手の平で、足裏で、しっかりと水を捉えている、素人目にも上級者とわかる泳ぎ方だ。


 やがて彼女は、速度を落とすことなくプールの岸まで泳ぎ切り、水面から顔を上げた。




 三海(みつみ)亜里沙(ありさ)、17歳。



 うちの高校の2年生で、俺とは同じクラス。

 茶色い髪をもみ上げ付近の前髪だけ長く残したショートカットで、活発そうな印象と、その通りの明るさで人気を集める美少女だ。


 水泳部に所属し、2年生ながらエース。

 次のオリンピックの強化選手候補にと上がっているらしい。


 顔良し、性格良し、運動良し……さすがに勉強は苦手のようだが、それでも文句なしに『我が校のヒロイン』と言えるだろう。




 水面から顔を上げた三海は、肩を上下させながら、駆け寄ってきた友人に顔を向け、何やら叫んでいる。



 まあ、タイムでも聞いているんだろうな。

 相当手応えがあったようで、友人を見上げる三海の顔は期待に満ちている。


 それに応えるように、プールサイドの少女はストップウォッチを突きつけながら、彼女に満面の笑みを向けた。




 ◆◆




「25秒91! 凄いよ亜里沙!」


「ぜぇっ! はぁっ! や、やったぁ……! 25秒台……!」



 告げられたタイムに、三海亜里沙は目を輝かせた。

 高校女子の長水路で25秒台は、オリンピック選考の足切りを突破できる記録だ。


 ようやく手の届いた快挙に、少女は会心の笑みを浮かべる。


 だが、友人の手を借りてプールサイドに上がると、一転してその笑顔にぎこちない影が差した。

 視線を、感じるのだ。



「あ……うぅ……」



 水泳部のエースで、顔も性格もいいと、まるで物語の中から出てきたヒロインのような亜里沙。

 だが、人気の理由はそういった健全なものだけではなかった。


 オリンピック強化選手に手が届くほどの力を持つ彼女だが、その体型は一見すると、とても水泳の選手とは思えない。



 大きく発育した胸は、競泳水着の締め付けをもってしても抑えきれず、更に大きな尻には水着が食い込み、肌と生地の間に肉の谷ができている。

 全体的な体つきも、水泳選手特有の筋肉質な逆三角形ではない。

 華奢な肩幅にむっちりと柔らかい肉付きと、性的な魅力に溢れているのだ。


 競技者というより、セクシー系のグラビアアイドルの様な体型。



 そんな彼女の、少々レッグの切れ込みが深く、背中をレーシングバックで大胆に晒す競泳水着姿――


 制欲旺盛な思春期男子達に、これを前に理性を保てというのは、少々無理がある話だ。



「亜里沙……その、いる(・・)の……?」


「う、うん……多分……どこだかわかんないけど……っ」



 チラチラと、忙しなく周囲に視線を送る亜里沙。


 オリンピックの可能性を秘めた選手を保持していながら、この水泳部の夏場の練習場所は、校内に設置された野外プールだ。

 外部からは壁や木で隠しているのだが、すぐ横には学生なら誰でも通れる道があり、校舎からも丸見え。


 豊満な肢体を、紺色に水色ラインのオーソドックスな競泳水着で晒す亜里沙の姿は、練習中は殆どいつも、コソコソと身を隠す男子達に覗かれているのだ。



(もうっ……嫌ぁぁ……! 強化選手に選ばれたら、絶対に夏も全天のプールを借りてもらうんだからっ!)



 オリンピックを目指す理由に、少々赤裸々な事情を忍ばせる亜里沙。

 尚、とうとう出場なんてことになれば、この姿がメディアを通して世界中に報道されることになるのだが、そこにはまだ気が付いていない。



「くぅぅぅ~……!!」



 姿を見せない視線の主達から少しでも身を隠そうと、縮こまって体を掻き抱く亜里沙だが、華奢な両手は大迫力の尻乳太股を隠すにはあまりにも力不足。

 むしろ恥じらいを見せてしまった分、卑猥さが引き立ってしまう。




「んっ……! んんっ……!」



 そんな亜里沙が、突如胸を尻を揺らしながら、腰をブルルッと震わせた。

 同時に、恥じらいから赤みが差していた顔色も、徐々に青くなっていく。



「亜里沙、どうしたの? 目線、気持ち悪い?」


「えっ? あっ……う、うん、そうだね……! あと、上がったから、体も冷えちゃって」



 歯切れの悪い返事をしながら、亜里沙は本当に肌寒そうに脚を擦り合わせる。

 でも実際のところ、彼女の変調は寒さのせいではない。



(あぁぁっ……そろそろ、ダメ、かもっ……)



 体が冷えたのは本当だ。

 だが、脚をもじつかせている理由は、体が冷えたことによって増幅された、亜里沙が元々抱えていた別の問題。



 彼女は――




(トイレ……行きたい……!)



 体に震えが走る程の、激しい尿意を催していた。



(どうしよう……やっぱり、行かせてもらうしか………あぁぁっ、でも……!)



 脚のモジモジを腰にまで伝染させながら、更衣室に続く扉に視線を送る亜里沙。


 比較的あっさりとトイレに行けるタイプの彼女だが、無数の情欲を帯びた視線に囲まれている今の状態では、さすがにそうも行かない。

 ここで更衣室に駆けて行けば、トイレに行こうとしているのは一目瞭然。

 部活が終わるまでの、あと十数分が待てないほどに我慢をしていることがバレてしまう。


 そう思うと、どうしても脚が止まってしまうのだ。



「三海! 次、100mバタフライ!」


「は、はいっ! んっ……ふぅ……」



 悩んでいるところに顧問から声をかけられ、結局亜里沙は、何も告げずに再び飛び込み台へ向かっていく。



(もう15分もすれば、部活も終わるし………そしたら一番近い――ううん……できれば着替えて、公園のトイレまで……!)



 尿意はかなり高まっているのに、学校のトイレを使おうとしない亜里沙。



 2週間前、部室の亜里沙のロッカーと、よく使うプールのトイレにカメラが仕掛けられていたのだ。


 気が付いたのは、よりによって放尿中。

 運悪く、限界我慢からの放水で腰砕けになっていた亜里沙は、最後の一滴を出し切るまで、放尿姿を撮影されてしまった。



 それ以来、亜里沙は学校のトイレに入る度、カメラに狙われている様な悪寒に襲われるようになり、気軽に用を足すことが出来なくなってしまったのだ。


 今日トイレに行ったのも、昼休みになった直後の一度だけ。

 そのせいで、亜里沙はこんなになるまで我慢をする羽目になっている。

 叶うならこのまま、下校まで我慢し通したいというのが本音だ。



(大丈夫……私もう、高2なんだから………そのくらい、我慢できる……!)



 水の中なら、この視線から体を隠すこともできる。

 亜里沙は弱音を吐こうとする下腹を諌めながら、再びプールに飛び込んだ。





 ――それから、凡そ10分。





「どうしたの三海っ!? ペース落ちてるわよっ!」


「ふぅっ! ふぅっ! ふぅっ! ふぅ……うっ! うぅっ! んふぅっ……! ふぅっ! ふぅっ!」



 200m背泳ぎの最中、亜里沙の尿意は予想を遥かに超えて高まっていた。



「脚が縮こまってる! もっとしっかり動かして!」



 顧問から厳しい指導が飛ぶが、内なる水圧を堪える体はひどく強張り、思うように動かない。

 脚を一掻きさせる度に膀胱内の水面も激しく波打ち、息継ぎの大きな呼吸が、そんな緊急状態の膀胱を中から圧迫する。



(もう、漏れそう……! お腹、苦しいっ……! 脚、開けないっ……!)


「ふぅっ! ふぅっ! うぅっ、んぅっ! ふぅっ! ふぅっ! あっ! んんぁっ!!」



(だ、だめ……もう、漏れちゃう……!)




 50mプールの2往復目。

 往路の途中で、亜里沙はとうとう泳ぐのをやめてしまった。


 レーンから外れ、クロールで顧問のいるプールサイドへ。



「せ、先生……!」


「っ!? 三海どうしたの!?」



 全身を震わせ、真っ青な顔でプールサイドに手をかける亜里沙に、顧問の女性教諭が慌てて駆け寄る。

 腹に手を当て、縋るように自身を見上げる亜里沙に顔を近付け――




「すみませんっ、んっ……! トイレに行ってきても、いいですか……!」


「っ! 早く行きなさい! 一人で上がれる!?」



 ゆるゆると首を振る彼女を、ゆっくりとプールサイドに引き上げた。


 一見すると間抜けな様子だが、顧問も亜里沙の盗撮被害のことは知っている。

 そんな彼女が、自分から『トイレに行きたい』と言い出した。

 顧問は、亜里沙がかなり深刻な状態に陥っていることを察し、肩にタオルを掛け、更衣室に急がせた。




「ありがとうございますっ! ああぁぁぁぁぁ……!!」



 尻を突き出し、振り回しながら更衣室へと駆けていく亜里沙。

 その艶かしい動きに、出どころ不明の視線が一斉に湿度を上げるが、こうしていなければ尿意に膝を折ってしまいそうな亜里沙に、この動きを止めることはできない。



(あぁぁぁっ、嫌ぁぁぁっ……! 見ないでぇぇ……!!)



 尿意と羞恥に涙目になりながら、何とか更衣室へ。


 プールのトイレを使いたいところだが、運の悪いことに詰まってしまい、現在業者を待っている最中だ。

 校舎のトイレを使うしかない。




(着替え……早く、着替えないとっ……!)



 亜里沙はもう高2。しかも女としては、人一倍見事な体に発育している。

 水着姿で校舎を歩くなどあり得ない。


 あり得ない、のだが――



「んんぅっ……! んくぅぅっ……!」


 

 かなりキツイ上に、濡れて体に張り付く競泳水着を脱ぎ、体を拭き、下着を付けてシャツとスカートを履く。

 今の、脚のもじつきが止まらなくなってしまった亜里沙には、気の遠くなるような作業だ。



(あぁぁっ、だめっ……着替えなんてしてたら……漏れちゃう……!)



 幸い、一番近いトイレは更衣室から5mと離れていない。

 今は放課後で、各種運動場と部活棟以外には、人も殆どいないだろう。



(大丈夫っ……ちょっと行って、すぐ帰ってくるだけだから……!)



 尿意はもう我慢の限界。

 亜里沙は競泳水着に小さなタオルを羽織っただけの姿で、靴だけ履いて校舎へと飛び出した。





 ――更衣室前のトイレには、故障中の張り紙が貼ってあった。




 ◆◆




 殆どの生徒が帰った部活時間帯。

 俺は男子トイレで1人、イヤホンからの音を聞きながら『その時』を待つ。




『嘘っ、ここもなのっ!? そんなっ……あぁっ、ああぁぁっ……!』




 聞いているのは、女子トイレに仕掛けた小型カメラからの音声だ。


 やっとの思いで辿り着いたトイレが故障中で、苦悶する三海の声が聞こえて来る。

 トイレ内に設置しているから、扉の前で悶える姿が見えないのは残念だが、それは後のお楽しみだ。



 三海が入ろうとしているプール側のトイレは、全て故障中。

 彼女は絶対に、俺のいる西側のトイレに来るしかない。



『あぁっ、どうしてっ!? もうっ……漏れちゃう……!』



 3階のトイレもだめで、三海が悲痛な叫びを上げる。

 さぁ、そろそろだ。




「はぁっ! はぁっ! はぁっ! あぁっ、トイレっ……! トイレぇぇ……! あぁぁっ!!」



 個室から出ると、バタバタと慌ただしい足音と、三海の切迫した肉声が聞こえて来る。


 トイレを見つけて安堵したが、そのせいで体が小便の準備を始めて大ピンチなんだろう。

 漏れるか間に合うかの瀬戸際ってとこなんだろうが……残念、通行止めだ。




「おや、三海じゃないか」


「く、来栖(くるす)、君っ!?」



 タイミングを見計らい、男子トイレから出て三海の行手を遮る。

 数分ぶりに見た三海の姿は………くははっ、最高だ。



「あっ!? い、嫌っ! 見ないでぇっ!」



 俺の目の前で、三海が悲鳴を上げて体をかき抱く。


 赤茶色の髪をショートにした、胸も尻も脚も、ついでに顔まで極上の女子。

 三海亜里沙は、競泳水着に小さなタオルをかけただけの姿で、校舎を彷徨いていた。



「ははっ! 随分唆る格好じゃないか、三海」


「これはっ、その……と、とにかく、見ないでっ――うっ!? あ、ああぁっ……!」



 ドスケベボディを競泳水着に締め付けられた三海が、切なそうに呻き、身を捩る。

 羞恥と驚きで引っ込んでいた尿意が、ぶり返してきたのだろう。

 脚を摩りながら、むっちりとした太股をモジモジと擦り合わせ始めた。



「ごめん、来栖君っ、んっ、私、ちょっと急いでるのっ……!」



 そりゃあ大急ぎだろう。

 何せ今にも学校の廊下で、小便を漏らしちまいそうなんだから。


 俺の後ろの女子トイレに駆け込みたくて、仕方がないんだろう。

 俺を挟んで向かいの女子トイレに、チラチラと切な気な視線を送っている。



「んはぁっ……! じゃ、じゃあ、ね……っ」



 だが、そんな三海が逃げ道に選んだのは、逆側。

 窓側から俺の横を通り抜けるルートだ。


 俺にトイレを入るところを見られたくないがために、このトイレは諦めることにしたらしい。



「待てよ」


「んぅっ!?」



 まぁ、どっちにせよ行かせないがな。

 俺は左手を窓に叩きつけて、三海の行手を塞ぐ。



「ちょ、ちょっと、んんっ、通してっ……!」



 脚を止められた三海が、不安そうな顔に向けた。


 そうだよな。

 水着姿な上に漏れそうになってる時に俺に捕まるなんて、何をされるか不安で仕方ないよな?




 俺は、コイツを盗撮したことがある。

 よく使うプールの個室を探って、我慢限界の爆尿をカメラに収めてやったんだ。



 まぁ、バレちまったけど。


 だが色々やって揉み消して、逆にコイツが証拠もなく俺を疑って、それを笑って許してやった……そんな形に落ち着けた。

 だから三海は、俺に強い嫌悪と、それ以上の恐怖を抱いているんだ。



「せっかくいい格好してるんだ。ちょっと付き合えよ」


「えっ!? だ、だから、あぁっ……! んっ、くぅっ……私、その、んはぁっ……い、急いでてっ……!」



 俺に道を塞がれてから、三海のモジモジはより大きくなった。

 股を押さえはしないものの、両手で太股を握りしめ、全身を激しくくねらせている。

 言葉も吐息で途切れ途切れで……ふっ、これで我慢を隠しているつもりらしい。



「お願いっ……もう、通して……あぁぁっ……! お願いだからぁ……!」



 競泳水着のまま校舎を駆け回らなければならなかった程の、強烈な尿意。

 それが刻一刻と更に高まって、三海の膀胱をパンパンに膨らませていく。

 我慢もそろそろ限界だろう。



「あぁぁっ……通してっ……! あぁぁっ……! ああぁぁっ……!!」



 このまま三海の誤魔化しに乗って、漏らすまで足止めしてやるのもいいが――今回は準備がある。



「そう邪険にするなって。俺とお前の仲だろ? ―――来いよ」



 俺は半泣きで懇願する三海の腕を掴み、手近な教室に引き摺り込んだ。



「んぁはあぁっ!!? ひ、引っ張らないでっ! 揺らさ、ないでぇぇ……!!」



 小便が限界の三海は、体に力を入れられず抵抗もほとんどない。

 強引に引っ張ってやれば、歩く振動で漏らさないだけで精一杯といった感じで、素直に教室の中まで付いてきた。



 そして――




「来栖君やめてっ……! 私っ……私、本当に急いで――きゃあっ!?」



 入るや否や、三海の背後から男女の2人組が襲いかかった。

 三海は尿道を締めるのに必死な上、2人の手際も中々なもの。



「な、何っ!? これっ、んぁっ!」



 やはり碌な抵抗ができないまま、拘束バンドで後ろ手に縛られ、椅子に座らされてしまった。



「ちょっと、やめてっ! 何をするのっ、あっ! あぁぁっ……!」



 2人はそのまま三海の脚を開かせ、膝を椅子の前脚に、靴を脱がせて足首を後脚に固定。

 両手も、椅子の背もたれを抱えさせるように縛り直す。

 最期に仕上げとばかりにタオルをはぎ取り、三海の競泳選手とは思えない華奢な方を露出させた。



「2人がかりで5秒か、上手くなったじゃないか」


「なっ!? 染谷くんっ!? 横沢さんもっ!」



 見事な腕前を見せたのは、クラスメイトでも地味で目立たない2人の男女だった。



 染谷と横沢……俺の奴隷だ。

 生徒と、教員も数人、俺は盗撮や盗聴やらで弱みを握って、逆らえないようにしている。


 2人はバツの悪そうな顔をしながらも、賞賛の言葉には満足そうな笑みを浮かべ、立場を示すように俺の後ろに下がった。



「んんっ……! んぁぁっ……! 来栖、君っ、あぁっ……! ほ、解いてっ、くぅっ……今すぐ、これを解いてっ……!!」



 脚を開かされた上、背中を反る姿勢で膀胱も圧迫されて我慢が利かなくなっているんだろう。

 自由にならない体を必死に揺すりながら、三海が弱々しい声で抗議する。



 ……にしても、本当に見事な縛りっぷりだ。



 開いた脚の真ん中で顕になる、競泳水着が張り付く股ぐら。


 椅子に押しつけられ、むっちり感を際立たせる太股と尻。


 大きな胸も、背中側に反る姿勢で更に強調されている。



 この2人はは当初は使い道が無いと思っていたんだが、意外にも緊縛術の素養があったようで、今は重宝している。



「はぁぁっ! はぁぁっ! はぁぁっ! お、お願いっ、んっ、これを外して……! 私、今すぐ行かなきゃいけないところがあるのっ……!」



 知ってるよ、トイレだろ?

 もう我慢が辛すぎて、丸見えの股ぐらが水着ごとヒクヒクしてやがるからな。



 三海亜里沙……コイツは貴重な性奴隷枠として迎えたかったんだが、どうにもネタがなくて苦労していた。

 横沢みたいに、好きな男の机で盛りでもしてくれればよかったんだが、放尿動画程度じゃ流石に弱い。



 だが――お漏らしならどうだ?



 高2にもなって教室で漏らした動画を握られたら、そう簡単に逆らう決心は付かないだろう。

 だから、絶対に逃さん。



「そんなことより……さっきから随分と落ち着きがないな? どうしたんだ、三海?」


「んぅっ!? な、なんでも、ないよ、んっ…………それよりっ、早くこれを解いてっ! あぁっ……! 私、本当に、もう行かないとっ……!」



 『急いでる』、『行かないと』……この後に及んで、三海は尿意を隠そうとしている。

 体はもう、くねくねと全力で『我慢できない』と叫んでいるのに、どうしても俺に漏れそうなことを知られたくないらしい。


 この口から『トイレ』と言わせてやりたい気もするが……。



「あぁぁっ……! ああぁぁっ……! お願いっ……解いてっ……! んんっ、早くっ……! 早くぅぅ……!」



 今回は、さっさと決定的瞬間を収めるとしよう。




「なぁんてな。知ってるよ」


「ひぅぅっ!!?」



 俺は三海の、水着の上からでもわかる程に膨らんだ膀胱に手を当て、一先ず力を込めずに擦り上げる。



「もう小便が限界なんだろ? こんなにパンパンにしやがって」


「まさかっ、ずっと、気付いてっ……ああぁっ、待って! そこ、触らないでっ……んんぅっ! お、お腹っ、だめぇぇ……!!」



 解放を待ち望む膀胱は、表面を撫でるだけの刺激でも反応してしまうのだろう。

 三海は涎を垂らして喘ぎ、腰をブルブルと震わせる。


 股は……濡れてない。


 大した胆力だが、本当の『責め』はここからだ。



「んんっ! んふぅっ! はぁっ! はぁっ! あっ!? や、やめてっ! 出ちゃっ、あぁはぁぁぁっ……!」


「辛いか? 今、楽にしてやるよ……そらっ!」



 ――グィッ!



「あ゛あ゛ああぁぁーーっ!!?」



 撫でるだけだった手に力を込めて、軽く押し込む。

 パンパンの膀胱は、それだけで強烈な水圧を括約筋にかけるのだろう。

 大きく開いた口から盛大な悲鳴が上がり、大股開きで晒した股布に、とうとう濡れ染みが広がった。


 汗やプールの水などでは無い。

 腹を押されて、我慢できずに漏らしたんだ。



 更なる苦痛を与えるべく、俺は押し込んだ手でグリグリと三海の下腹を掻き回す。



「ああっ! ああぁっ! やめてっ、出ちゃうっ! 来栖君、出ちゃうっ!! ああぁぁーーっ!!」


 ――グリグリッ!


「ああぁぁーーっ!! やめてぇぇーーっ!!」



 ジュワッ、ジュワワァァッ!



 パンパンの膀胱を捏ね回される辛さに、ビクビクと腰を跳ね上げ、股の染みを広げていく三海。

 競泳水着で晒した体が激しくくねる姿が、10代の高校生とは思えない怪しい色気を放つ。



 ――グッ、グッ! グィィッ!


「あぁっ!! 出るっ! 漏れるぅぅっ!! 横沢さんお願いっ、彼を止めてっ! ああぁぁっ、だめっ!! 漏れちゃうっ!! 漏れちゃうぅぅっ!!」



 膀胱を押す手から逃げる様に、右へ左へ腰がくねる。

 同じ女だからと横沢に助けを求めたが……無駄だ。


 俺はコイツに無体な真似はしていないし、むしろイジメグループのターゲットから外してやった。

 横沢に、俺を裏切って三海に付く理由はない。



「頑張れ三海。しっかりソコを閉めないと、高2にもなって本当に漏らしちまうぞ?」


 ――グリグリッ、グリグリッ!


「ああぁぁぁっ、やめてぇぇぇっ!! トイレにっ、トイレに行かせてぇぇぇっ!! あああぁぁぁっ!!」



 ピッタリと貼り付く股布は、もう俺が押している膀胱の辺りまで濡れそぼっている。

 顔面は汗と涙でグシャグシャ。

 腹を押す度に上がる悲鳴は、苦悶より絶望の色合いが強くなっていく。



 これが、人を尊厳を『お漏らし』という醜態で失おうとしている者だけが見せる、歪んだ輝きか。

 いいぞ、三海……期待以上の見せ物だ!




「漏らせっ……! 漏らせっ……! 盛大にぶち撒けろっ……!」



 ――グリグリッ、グッ、グッ!


「あ゛ぁっ!! あ゛ぁっ!! やめてっ!! もうっ、も゛れっ、あ゛ぁぁっ!!」


 ジュワッ、シュッ、ビチャチャッ!




 ――グリグリッ、グリグリッ!



「ぅあ゛ぅぅ!! あ゛あ゛っ!! もうだめっ、あ゛あ゛っ!! 出ちゃうっ!! 出ちゃうぅぅっ!!」



 ビチャチャチャッ! シュビッ! ジョワァァァッ! ジョバババッ!



「お願い見ないでっ!! 向こうを向いてっ!! あ゛っ、あ゛っ、あ゛ぁっ!!」



 ジョバババッ! シュビビッ! ジョォォォッ!



「出ちゃうっ! もう出ちゃうっ! 染谷くん横沢さんお願いっ!! お願い早くぅぅぅっ!!」




 股布から、椅子の上に言い訳のできない量の小便が溢れていく。


 三海はイヤイヤと首を降りながら仰け反っていき、水着に締め付けられた体をギリギリと捩る。





「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁっ……!! もうだめぇぇぇぇっ……!!」



 そして――




 ――グィィィッ!!



「う゛あ゛あ゛あ゛っっ!!?!?」



 三海亜里沙は、爪先から頭の天辺までを強烈な悪寒に、ブルルッと腰を震わせた。


 直後にフッと全身から力が抜けて――





「あっ、あっ、嫌っ、あっ、嘘っ、あぁっ―――あはぁあぁはぁあぁんはぁぁぁぁ……………」




 ジョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!


 ジュビイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ!!!!!




 紺色の股布の奥からくぐもった水音が響き、熱気を帯びた水流が溢れ出した。

 溢れた熱水は一瞬にして椅子を水浸しにして、バシャバシャと床に流れ落ちる。



 三海が、漏らした。




「あ゛ぁあっ………あ゛ぁっ………で………でちゃ……た………おし……こ………い゛やぁぁぁ………」




 ビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャビジャッッッ!!!!!


 バジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャッッッ!!!!!




 椅子の全方向から落ちる、美しくも穢れた金色の滝。

 三海の体から溢れたそれは、彼女の綺麗な泳ぎとは対照的に、荒々しい水音と飛沫を上げている。


 いい光景だ。




「漏らしたな、三海」


「っ……! うぅっ……うっ………みな、いで………う゛ぁぁっ………みない、で………!」


「遠慮なしにジャバジャバと……この椅子の持ち主も気の毒にな? 明日から、お前の小便で臭う椅子で――いや」



 さて、軽く追い討ちを――そう考えて、一先ず椅子を汚したことを詰ってやろうと思ったが……これはこれで面白い。



「男子だな。なら、そう気にしてやることもないか。三海亜里沙の小便がかかったと知ったら、きっと大喜びだ!」


「あぁぁっ……やめてぇぇ……! お願いだから………ぐずっ………誰にも………言わないでっ………」



 俺の言葉に、お漏らしをバラされると思ったんだろう。

 三海が縋るような目で食い下がってきた。


 確かに、高校2年にもなって教室で漏らしたなどと知られたら、どんな理由があろうと、もうまともな学校生活は送れない。

 明日から三海亜里沙は『お漏らし女』と学校中から後ろ指を刺されることになる。



 それも面白いが……やっと手に入れたネタだ。

 そう簡単に手放してやるものか。



「安心しろ、バラすつもりはない……お前が今後、俺の言うことを素直に聞くなら、な」


「そ、それっ、て……ああっ……あああぁぁっ……! う゛ぁあぁぁあぁぁっ……!!」



 言葉の意味を理解して、完全に心が折れてしまったようだ。

 拘束も解いてやったが、三海は逃げようともせずに、顔を覆って号泣し始めた。


 まぁ、まだ小便も止まっていないしな。

 床に撒き散らしながら逃げるわけにもいかないか。




 ジョビイイイイイイイイイイイイイッッ!!! ジャババババババババババッッ!!! ジョオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!




 しかし………どれだけ出すつもりだ?

 人が来る前に後始末は済ませたいんだが……仕方ない。



 漏らし続ける三海を眺めながら、俺はメールを起動した。






『奴隷集合』


『お遊びの後始末だ』


『3年3組の教室に、モップとバケツを持って誰にも見られずに来い』



『尚、早く来れば――』




『三海亜里沙が、競泳水着で小便を漏らした姿が見られるぞ』




 5分後、俺の奴隷男子8人が肩で息をしながら勢揃いした。


 横沢を除く計20の目に舐め回すように見つめられ、しかもお漏らしの後始末まで始められたとこで、三海はまた悲鳴をあげることになった。


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