表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
突然俺は、転生した。  作者: 新居 工
2章 転生~3歳まで
6/28

一歳になって2

今後もこれぐらいの分量で書き進めていきます。

 魔力訓練を初めてからおよそ1年がたっている。やっとその成果を実感できたところだ。魔力を血流から分離して動かせるようになったのだ。さらに気のせいかもしれないが少しだけ魔力も増えた気がする。

 

 最近は少しでも動くことができるように、魔力訓練に追加して、筋力トレーニングを開始する。ベットの柵に捕まって立とうとするだけなのだがものすごく疲れる。もうすこしだけでも動けるようになりたい。

 話は変わるが、今日は初めて家の外に出ることができる。母に抱き抱えられるだけだが、初めての外だ。ものすごく楽しみなのは変わらない。


「シード、初めての外楽しみ?」

「う、ん。」

 前に比べたら返事くらいはできるようになったのだ。すごいだろ。

「今日はね、まずお庭に出て、その後、お店を回りましょ。」

「はい。」

「ヘレン、今すぐでもいいかしら。」

「ミラ様、準備は完了しております。」

 そう返事をしたのはクロード家で、兵士長として務めているヘレンだ。この役職は他の領地では、団長だとか、騎士長とか、呼ばれているらしい。

「シード、では行きましょうか。」

 服を着替えさせられた後、庭に出る。ここはメイド長のフローダを中心として作り上げた。花畑のようだ。

「おか、あ、様、このお花畑は綺麗ですね。」

「気にって貰えた?シードは、お気に入りの花は見つかったかしら。」

「ぼくは、この、白っぽい、花が、好き、です。」

「お母さんと一緒ね。この花はね、ダイアモンドローズって言うんだよ。綺麗でしょ。」

「はい。」

 さっきは白っぽいと形容したが実際には白ではなく、半透明で透き通っている。この文明レベルにダイアモンドがあることは、少し驚いた。

 

「じゃあ今度は外に行きましょうかね。ヘレン、お願いね。」

「お任せ下さい。」

 やはり、伯爵夫人ということで外に出ることも危ない世界なんだなと再認識する。狙われる可能性が高まるのは別の要因もあるのだがそれはまた別のお話。

 


次回は外に行きます!


「面白い」「続きが気になる」と思われましたら是非是非ブックマークをお願いします。


↓に☆がありますのでこれをタップいただけると評価ポイントが入ります。

作者にとって最上のご褒美となりますので是非、本作を評価していただければ幸いです。


でも、悲しいことに「自分には合わなかった…」という場合には、「☆一つ」をつけて去って行ってください…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ