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突然俺は、転生した。  作者: 新居 工
3章 鑑定の儀~
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魔法の勉強から訓練へ

「シード、準備はいい?」

「うん。」

「とりあえず、魔法を使うから真似してみて。」

 『この地に漂う精霊よ、我が声に応えて、顕現せよ。ウォータークリエイト』

 指先から水が生み出される。

「シードやってみて、ここには、精霊が居る。その存在に魔力を渡すの。」

 『この地に漂う精霊よ、我が声に応えて、顕現せよ。ウォータークリエイト』

 ミルの魔法と比べ物にならないくらいの水が生み出される。

「シード、落ち着いて。落ち着いて渡している魔力を減らすの。シードなら出来るよね。」

 俺は落ち着いて、魔力を絞る。

 俺のイメージでは魔力を管で渡している。その管を細くしたのだ。

「そうよ。その調子。」

「もう十分かな?」

 俺は1時間近く魔法を続けていた。俺がなんにもなかったように立ち上がったのをみて、驚いていた。普通は、そんなに続けられない。

「シード、体調は大丈夫?頭痛くない?」

「うん。次は何やるの?」

 俺は何となく察したが、続けるように迫る。

「じゃあ次はライトの魔法をしましょうか。次はこれよ。」

 『この地に漂う精霊よ、我が声に応えて、顕現せよ。ライト』

 光る球体が目の前に浮く。

「この魔法なら、いつでも使っていいわ。それ以外は誰か見てないとダメ。分かった?この魔法でも体調は気をつけなきゃダメよ。」

「わかったよ。やってみる。」

 『この地に漂う精霊よ、我が声に応えて、顕現せよ。ライト』

 同じような光景となる。

「出来たみたいね。今日はこれで終了よ。」

 

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