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突然俺は、転生した。  作者: 新居 工
3章 鑑定の儀~
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魔法の勉強

「シード、魔法の勉強するわよ。」

「まず、魔法とはなんだと思う?」

「んー、精霊に力を借りること?」

「うーん。あってるけど、詳しく言うと、呪文を触媒に、自分の魔力を対価に、精霊によって引き起こされる力だと今のところ言われてるわ。これは、素質によって威力が変わったりするわ。」

「なるほど。」

 俺はつい素を出してしまう。

「それで、呪文は基本的になんでも良いが、大まかなものは決まってる。私は意思疎通のためだと考えてるわ。」

 ミルは特に何も気にしてないようだ。

「魔法は、火、水、土、風、光、闇、無の7属性。そこから、何系統と分かれるわ。魔法規模は、害がほとんどないものから順に、生活魔法、初級、中級、上級、超級、天級、あと、歴史上では神級もあったとされている。」

「お母さんはどこまで使えるの?」

「火は、天級、それ以外は上級までだよ。天級なんて、使えるだけで使う状況なんて来ない方がいいけどね。」

「お母さんは凄いの?」

「天級を使えると正式に分かってるのはこの大陸で10名かな。」

「お母さん、凄い!」

 この夫婦ヤバくね……

「続けるわよ。各属性の特性を説明するわよ。まず火は、攻撃力が高いけど火事とかなる可能性があるから使い勝手は場所によっては悪いわ。次は水、飲水にも出来るし、生活したりするのは便利ね。威力は、使い手によるかな。じゃあひとつ質問ね。なんでか分かる?」

「うーん。分からない。」

「理由は、上手い人は上手く固めたり威力が出るの。でも下手な人は、上手く形に出来なくて濡れるだけだったりする。わかった?」

「うん。」

「風はの特徴は簡単。見にくい。以上。土は防御にも攻撃にも使える。威力は火の次に高いかな。光は回復とか、照らしたりだとか。闇は目隠ししたり…うん、そんな感じ。無属性は、魔法の操作もここに入るからこれが下手な人は弱いわね。ここには身体強化やアイテムボックスとかの便利魔法も入る。」

 俺は、闇魔法にヤバそうな系統があることを察した。天級魔法師とかいうヤバそうな人の人数とか知ってるくらいだし。

 

「僕、その無系統魔法とかいうやつ使えるかな……。」

「言ったでしょ、身体強化も無系統魔法だって。無系統魔法の中でも身体強化は難しいのよ。」

「なら頑張る!」

「理解してそうだったから早口で説明しちゃったけど理解出来た?」

「うん。」

「じゃあ予定より少し早いけど明日から実践ね。夜のご飯の準備もあるから今日は

おしまいでいい?」

「うん。」

「ごめんね。」

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