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突然俺は、転生した。  作者: 新居 工
3章 鑑定の儀~
18/28

リルとの特訓3

 [シード、もうそろそろ剣の練習しようか。]

「え。いいの?」

 [今までのことは続けるよ?]

「しぬぅぅ。いじめだぁ。」

 [とりあえず、走る!ごー。]

「ちょ。」

 訓練を開始してから早半年。初めと比べて速さが3倍。時間が1.5倍に増えた。リルは剣を振りはじめるに値する体力を身につけたと判断したのだろう。

 

 [起きた?]

「いつもそれ言ってくるけど普通に気絶してるから。加減してくれてるとはいえ、ドラゴンが人間に突っ込んだら死にかねないから!」

 [大丈夫。大丈夫。いつも丁寧に魔法かけてるんだから。じゃあ早速剣術訓練にいきましょー。じゃあ剣持って。お父さんと同じように振るのを繰り返すよ!]

「それだけ?」

 [あ、時間は無制限ね。]

「ちょっ……はい。」

 [まず、息を吸って身体を柔らかくする。]

「すぅー」

 [剣を振り上げる。その時脇、は開かない。]

 [手首や剣先は柔らかく、腰や下半身を使って振り下ろす。]

「はっ。」

 俺は剣を振り下ろす

 [上半身にも力は入れないよ。]

「はっ。」

 再び振り下ろす。

 [もう1回。]

「はっ。」

 振り下ろした時、リルが突っ込んできた。

「うぉ!」

 [上半身がまだ硬いよ。下半身で剣を放ってすぐ戻る。戻る場所はもちろん正眼の構えね。]

「正眼の構えってなに?」

 [名前知らなかったのか。いつも振り上げる前に構えてるやつだよ。まだ少し腰は引けてるけど。]

「ああなるほど。」

 [じゃあとりあえず、100回ね。]

「頑張る!」

 1、2、3、4、5、6、…………98、99、100。

「これ、死ぬわ。」

 [お疲れ様。体力トレーニングする意味わかった?ものすごく体力使うらしいのよ。私はやったことないから分からないけど。]

「よくわかった。」

 と地面に座りながら答えた。

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