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10月20日 『えびす講』
今日は毎年10月20日に開催される『えびす講』紹介します。
えびすとは、釣り竿と鯛を持ってニコニコ笑ってるおじいさんの神様、恵比寿です。
その恵比寿を祀って福徳を願う行事が『えびす講』です。
時は、江戸時代に商家を中心に流行っていましたが、農家でも秋の収穫前に豊穣を祈る行事としても伝承されています。
ちなみに、神無月である10月でも、恵比寿だけは出雲に出向かず、各地の留守を預かるだとか。
恵比寿は商売繁盛の神様です。
江戸の人々は恵比寿をどこかに行かせず、ずっとそばにいて欲しいと願っていたのかもしれません。