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6月2日 『本能寺の変』
今日は、戦国時代最大の裏切り『本能寺の変』があった日です。
時は、1582年6月2日、本能寺に滞在していた織田信長を家臣である明智光秀が襲撃しました。
うーん、恐ろしいですね……。
まさに弱肉強食の世界が、437年前の日本にはびこっていたのです。
信長はこんな言葉を残してます。
人間五十年 下天のうちにくらぶれば 夢幻の如くなり
一度生を得て 滅びぬものの あるべきか
私なりに訳します。
人生の50年なんて、天空(宇宙)の長い時間に比べたら夢や幻のように短いものだ。
生まれた命は永遠には続かない、滅びないものなどありはしない。
なんとも儚い歌ですね。
この、下天、というフレーズの解釈が難しいのです。
天上界のもっとも下という意味らしいですが、私はしっくりこないので天空(宇宙)としました。
信長は仏教とキリスト教の両方をかじっていたわけです。
死んだら天上界にいけると思っていたのでしょうか。
私の次の小説では、ガチで異世界に転生する小説を書こうと思っているので、この信長の辞世の歌は感慨深いものがあります。
お楽しみに♪