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今日は何の日?  作者: ぬこまる
9月 長月
128/174

9月25日 『主婦休みの日』

 今日は『主婦休みの日』です。


 いつも家事を頑張っている主婦がリフレッシュするために制定されました。


 これは、生活情報雑誌『リビング新聞』のアンケートから決められたのですが、他にも1月25、5月25日が「主婦休みの日」です。


 とは言うものの、きっと主婦を休む人はいないと思います。


 そんな日もあるのか……程度の感覚でしょう。


 そもそも主婦とは何なのでしょうか?


 家の主人の妻で、家事をきりもりする人……らしいです。


 しかし、現代社会では夫の稼ぎだけで生活している専業主婦の家庭は減少しており、共働きの家庭が増えているのが現状です。


 そんな社会では男も女も分担して家事を行っていくのが基本です。


 あなたはこんな固定概念はないですか?


 人類は昔から男は外で仕事(狩猟採集)をして女は家事(料理)をする。


 なんて、思い込んでいませんか?


 そんなことはありえない。


 むしろ遥か太古時代の方が男女平等であったと思います。


 家は持たずに獲物を求める遊牧民、一緒に狩りをして一緒に料理をして、ずっと家族と一緒に行動した。


 その人口規模は20人程度、まさに現在の親兄弟といった家族です。


 その頃はとてつもなく女を大切していたと、私は思います。


 なぜなら、女は子どもを産むからです。


 出産はまさに命がけ、そんな女に対して、それ家事をしろなんて、そんな過酷なことをさせるだろうか。


 女と子どもを守らなければ、種は繁栄していきません。


 ですから、女は常に守られていたと推測されます。


 そうしますと、一体どこで、男が女を支配するようになったのか?


 それは、まだ、人口が数千人くらいの規模の狩猟採集時代から農業時代に移り変わる頃でしょう。


 日本の歴史でいうと、縄文時代になる前くらいでしょうか。


 いや、もっと前からかもしれません。


 人が集まりだし、結婚という虚構を作り出し、人類はここまできました。


 しかしながら、現在の日本で何が起きているかと思えば……。


 社会構造的に結婚できない男女が増え、離婚する夫婦が急増しています。


 その背景には、女を大切にしない男が増えてきたのではないかと思います。


 大切な子どもを命がけで産んだ女をないがしろにしているのではないでしょうか。


 しかしながら、今日は『主婦休みの日』です。


 主婦を休ませ、ただの女にしてみませんか?


女を大切にするのです。


 コツは、女友達みたいに接してみることです。


 アドバイスなんかいりません。


 わかる〜って共感するだけでよくて、いつもありがとね、って言ってあげるだけでいいです。


 え? 恥ずかしくて言えない?


 頑張って言ってください!

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