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    「07」 観光 ~少女と共に~

 「う~~~ん... 久しぶりにゲーセンに行きたいですね!」

 花楓は満面の笑みを浮かべ、話しかけてきた。

 

 人が溢れ返った広場に、テレポートしてから早くも1時間... それまで彼女はずっと極薄タブレットとにらめっこし、どこに行こうか決めかねていた... そして、最終結果がこれである...

まぁ...時間は結構あるみたいだし、ゲームは好きだったので一緒に行くことにした。


 そもそも花楓がゲームをするなんて思ってもいなかった。やるにしても『音ゲー』みたいなものだろうか... そして、この時代に悠人が知ってるゲームはあるのか...


 少し話はそれるが、花楓が使っていたタブレットは『ぐにょレット』と呼ばれる、今人気のアイテムらしい。ディスプレイが『ぐにょっ』と曲がる『タブレット』... 彼女いわく性能も良く、買うのにかなり苦労したという。電源が付いていないとプラ板そっくりだ。

 しかし悠人には、その端末の()()()()()がイマイチ分からなかった。


 色々と考えているうちにどうやら着いたらしい。着いたと言っても、広場に面した一角だったので少ししかかからなかった。


 目の前には全面がパネルに覆われた巨大な建物が(たたず)んでいる。


 「さ、行きましょう!」


 早速、花楓は悠人を置いて小走りで入って行ってしまった。仕方なくそれに続く...


 この調子だと、先が危ぶまれそうだ...



 


 


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