夏生詩集2 ぬくもり 作者: 夏生 掲載日:2014/04/10 このぬくもり、たぐりよせれたら あなたに行きついた 私が在ってよいのだと 素直に思わせてくれた 何もこわがることはない、と そっと教えてくれた やわらな日差しのもと 緑の季節の爪先がみえるころ 懐かしいぬくもりに触れて 鉄の上を素足で歩く毎日に 違っていく心に遭うときに 懐かしいぬくもりに触れて たぐりよせれば、あなたが 私の心を優しくだきしめて いた 励まし、応援よりも 心強いぬくもり 言葉より強い、ぬくもりが 私を人でいさせてくれた