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200文字小説集

入学式(200文字小説)

作者: 日下部良介

入学式。 新しいスタート。

きっと、いい想い出を作って見せるわ。


まず、同じクラスの顔振れを観察する…。

いた!

インテリ風のイケメン。

私の好みだわ。


休み時間に即アタックだわ。

早いもの勝ちよ。

「付き合って下さい」

驚いた顔をする彼。

その顔がまた素敵だわ。

少し考えてから彼が微笑んだ。

「いいよ」と彼。


家に帰って、双子の妹に自慢した。

妹も彼をゲットしたらしい。

せーので写メを見せあった。

同じ顔だ。

「えー! 双子かな?」


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― 新着の感想 ―
[一言]  あ、双子ネタって結構あるんですね。  でも、面白かったので。  やっぱり、これは浮気者? ですよね!  
2012/01/13 23:04 退会済み
管理
[一言] ははははははっ、あなたの作品でようやく、まともなオチのある作品だ。面白い。 毎回、これくらいで頼みますよ。
[一言]  拝読しました。楽しめました。意外でユニークなオチで良かったです。男の子も双子だったのでしょうか、気になりますね。二組のカップルが上手くいったらいいなあと思いました。面白かったです。  こ…
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