俺、世界士を受け賜る。らしい。
亀更新すいません。
何分リズムが掴めなくて、、、、
語尾を統一してなくて不自然かも知れませんが、この主人公はそういうキャラです。
でも、下手くそだからマズイとこも多々あると思いますが、生暖かい目で見て頂ければ幸いです。
後、変態ばっかですいません、登場人物ほぼ変態紳士淑女ばっかりになると思います。
「・・・・・・」
朝。
うららかな陽光が天から降り注ぐ。
草原にねっころがっていた俺は、寝ぼけ眼をこすりながら布団代わりのタオルケットを退けて、起き上がる。
懐かしい夢を見たなぁ、とか思った。
あれから五十年くらい経ったのか?早ぇな。
俺は、神、それも創造神になることができた。
神、といっても想像していたものとは大分違ってたが。
神とは、常に拡大・膨張し続けている宇宙に沢山の世界を創れるだけ創り、また維持・管理を行う役割を持つ精神体(幽霊?)らしい。
俺はもう大したことでも驚かないつもりだったが、甘かった。
アメリカのお砂糖たっぷりお菓子並に甘かった、、
俺が驚いたのは、神にも学校があったこと、この一点に尽きる。
やっとテストの恐怖から逃れられるヒーハー、とか思ってた時期が私にもありました。
宇宙が膨らみ続けるつーことは、それだけ世界を創れるスペース(ギャグじゃないよ!)が増えるということで、新しく世界を創るとゆーことは、必然的に新しい神が必要となるんだなコレ。
新しい神は、当然といえば当然だが、最初からポンッ、とできる訳じゃあない。
ならどうするのかと言えば、輪廻転生を繰り返しているレベルの高い=成熟した魂を定期的に引っ張り上げ、神になるための教育を施す。
早い話が、スカウトである。YOU神になっちゃいなよ、ちゅー訳だ。
ただ、俺の場合は魂のレベルがそれ程高い訳ではないにも関わらず、あの創造神、リリが気に入り独断で引っ張り上げた。らしい。
あんな外見にもかかわらずかなり力があるようで、魂を引っ張り上げる作業は創造神の専門でなく、渡神の専門らしい。にもかかわらず、一人でやってのけてしまった所から窺い知れた。
後になってから聞いてみたが、渡神の友達いないのか?
とか聞いたら無言で殴られたのは、いい思い出だ。
多分変態だから友達いないんだな、とか思ってたら、心読まれて足を思いっ切り踏まれて
「たまたま渡神の友達がいなかっただけだよっ!」とか言われた。
じゃあ最初っからそう言えばよかったじゃん。
ということがあったのも、いい思い出だ。
それはさておき、話を戻そうか。
神には学校があると言ったが、内容は役職別であったりする。
例えば先に出た渡神は人の魂を扱う役職で、人にとっては三途の川の渡し役のようなものだろうか。
神様候補を連れてくるのもこいつらの仕事だ。
他の例を挙げれば、その世界ではどうしようもない有害なイレギュラーを排除する破壊神。
世界の元を創りだす重要な役職を受け持ち、他の仕事もこなす万年多忙、創造神。
人と同じプロセスで世界に入り、その世界に革命を起こす革命神。
他にも色々とあるらしいが、とりあえず挙げるならこんなとこか。
そして、俺が選ばされたのは創造神。
どうやら皆さま最初に適性検査を受け、その結果から決められる。らしい。
俺も例外ではなく、体中(肉体無いけど)を女性の神(指導神とかいうらしい。)にまさぐられ、、げふんげふん。
もとい、調べられて決められた。らしい。
神の教育にはきっかり五十年かかるらしく、最初の二十年は指導神一人にまとめて三十人くらいが神学生として職業の関係なく当てられ、授業をする゛義務教育方式゛だった。
そして残りの三十年は、自分の職業の現役の所に研修生として弟子入りする、゛実地研修方式゛だった。
前半で行った学校では、だれもかれも大人な奴らばかりだった。
流石魂が成熟しているだけのことはあり、成る程こいつらなら神様になっても文句がないような人格者ばかりだった。
………たまに聖人君子と言うより変態紳士がいたが、悪いやつではなかったし、なによりそういうやつらと一番馬が合う俺が言えたことじゃないが。
そして、どいつもこいつも一人残らず、美人とイケメソばかりだった。ここ大事。
肉体がない神、または神学生の外見、能力は魂自体に左右される。
肉体と違い、中身が綺麗なやつは外も綺麗になるということである。
本来のプロセスを踏んできた連中は、魂が成熟している、つまり非常にレベルが高いので、外見もそれに合わせてレベルの高いものになる。
しかし、裏口入学のような入り方をした、魂のレベルが低い俺はどうだろうか。
最初自分の体を見たときは、驚き過ぎて投身自殺したくなった。
(もっとも、どんな高い所から落ちても、俺の場合は地形が変わるだけだがね。
良い子は真似すんなよ!)
まるで、いや、まるっきり完全にバケモノだったりする。
二メートルほどの身長、まるで丸太のように太い腕と足。
体の構造こそ人間に近いが人間らしい凹凸が無い。
なにより頭が、人間ではなくトカゲのそれに近い。
手には指の代わりに、自在に曲がる爪、足も同じように爪が生えていた。
自分だったら間違いなく近寄らないだろう、こんな姿だったが、そんなことはお構い無しに学校の皆、特に(変態)紳士・淑女は、ちゃんと友達、時間が経つにつれ親友として付き合ってくれた。
神様は孤独だったり、部下や仲間がいても実際は一人だったり、そんなイメージが付き纏っていたが、ここでもイメージは覆された。
神様も友達がいていいらしい。あいつらがいなかったら俺は今ここにはいなかっただろう。
ちなみに、俺の姿は学校にいた頃よりは大分マシになったが、まだまだ人外まっしぐらである。
違いと言えば、肩がすっきりして体の黒色が薄くなってきた等、大分印象が柔らかくなった気がする。
始めの頃はゴキブロスのごときテカりようだったな。
今は高級シルクの灰色で、手触りもふわふわである。
そんなこんなで学校を終え、次の実地研修に入ったが、、、、、
あのシゴキはあまり思い出したくない…………………俺の担当はリリだったことだけに留めよう、そうしよう、うん。
…………リリは、かなりのドMで、リリがやっていた仕事、(主に革命神と破壊神がやるようなものばかり。)を手伝った。
ドMだから、危険であればあるほど興奮(主に戦闘)、イケないハッスルをして(殆ど戦闘)、その度に力がまだなかった俺がこっぴどい被害を喰らった(全部戦闘)。
今でも思い出したら……うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(ry
……ハッ、俺は何を?
とにかく、あの゛地獄の三十年゛をなんとかくぐり抜けた俺は、つい、ほんの一週間前に神格認定式(卒業式)を受け、ついに創造神としての認可を得たっつー訳だ。
ほいで、創造神は最低でも一つ、世界を創り完全にしていかなければならない義務がある。
だから、リリから色々学んだ(時に肉体言語で)技術やなんやらで創ってみた。
しかし。
適当に創った結果がコレだよ。
草と太陽と風、そして俺しかいない、とても世界とは呼べない規模の小さい場所。世界とは、沢山の命と魂が無ければ世界とは呼べない。らしい。
そこから見ると、俺の世界には完全な命がない、見せ掛け張りぼてもいいところの代物だ。完全でないってのは、自分達だけで自給自足ができてない、それが問題ということ。らしい。
俺からの生命力の供給がなければ、たちどころにこのかりそめの命達は枯れ果てちまう。前に一回、試しにこの世界への生命力の供給を断ってみたら、一週間で枯れ野原になっちまった。
その時初めて、自分を頼りにする者の命を断つ、ということを理解した。とてつもなく、恐ろしく、哀しく、取り返しのつかないことだと思った。
あんな経験は一回すれば十分だ。
話は変わるが、学校で教わった定義の中に、こういうものがある。
簡単にかい摘まんで言うと、
神がいなきゃ機能できない世界なんて、そんなものは世界とはとてもじゃないが呼べない。
そんなもの無くても、完全な世界はちゃんとやっていけるのだ、神は必要以上の手出しをしなくても。
むしろ手出しされた世界や、世界の住人が反撃して、神が痛手を受けたことも少なくないし、最悪その世界から命が跡絶えるかもしれない。
だから、俺達神様は自分や他人の世界をあくまでも見守るだけに留め、必要な時だけ手を差し延べる。
らしい。
やはり、熟成した魂といってもやり方を間違えることがあるようだ。
が、それでも間違った手出しをして失敗する神は後を絶たない、、
よかれと思ってやってるだけにタチが悪い。そこで今度から俺を含めた何人かが゛世界士゛なる役職を受け賜り、その世界士の業務に取り掛かることになった。
ところで………
世界士って、なにすんの?
感想はフリーにしてあります、なんかあったら感想下さい。
(ちょ、もっと積極的にアピールしろよオムレツ!)
うわっ、なんか黒いの出てきた
(うわっ、じゃねーようわっ、じゃ!
お前が本編で出したんだろうが。主人公で。
それより、もっと感想下さい、あとちりめんじゃこも下さいぐらい言えよオムライス!)
なんだよ、ちりめんじゃこもって!
んなもん貰っても嬉しくない!
あとオムライスじゃなくてオムレツだから!
(細けぇなゆでたま)ダメェーーー!!ダメッ!絶対!!卵繋がりは分かるけど、もうゆでたまご先生おるから!偉大な漫画家がおるから!お前もぅ帰れ!はよ帰宅せいや!
(ケッ、わぁーったよ、帰ればいいんだろ、帰れば。
あばよ!(^^)ノシ
はぁ、やっといったか。
人事だと思って煽りやがって、誰に似たんだか。←自分
つ〜訳で、感想、気になったらください。
…………返事は活動報告ですればいいかな?