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古の灯火  作者: 丸亀導師
第一次世界大戦
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航空機研究部隊 戦力

航空機研究部隊の戦力(1914年時点)は、設立(1910年)から4年が経過した試験運用段階にあり、少数精鋭の組織として機能していました。

日本備の影響により、偵察・観測を主眼とし、陸海軍の統合運用を重視した構成です。

部隊は所沢飛行場を本拠とし、総人員約150〜200名規模で構成されていました。以下に、主な戦力を整理して記述いたします。

組織規模と人員

総人員: 約150〜200名

操縦士・観測士: 約50〜70名(陸軍・海軍将校中心)。

技術者・整備士: 約60〜80名(工兵・機械技師の混合)。

研究・計画員: 約20〜30名(研究会影響を受けた若手将校と専門家)。

司令部: 陸軍大佐または海軍大佐が司令(輪番制)。

役割: 全体指揮、陸海協調の調整、軍上層部への報告。

装備・機材

航空機数: 約20〜30機

主力機: 一式偵察機(1912年国産実用機、複葉単発機、エンジン80〜100馬力)。

最大速度約100km/h、航続距離約400km。

乗員2名(操縦士・観測士)、写真撮影・無線通信装備を搭載。

水上機: 海軍担当の水上偵察機(約5〜10機、ファルマン水上型相当)。

海上偵察・艦隊支援を試験運用。

補助機材: 気球約10基(偵察補助として併用)。

その他: 無線通信装置、写真撮影機材、風洞実験施設(航空力学研究所連携)。

運用能力

主な任務: 上空偵察、地形観測、砲撃観測。

日本備の「上空機動支援」を体現し、陸軍の機動塊と連携した偵察演習を実施。

戦力評価: 実戦配備は少数だが、偵察精度と機動性が優れ、平原・丘陵地帯での有効性を示した。

武装はなし(偵察専念)で、戦闘能力は限定的。

訓練状況: 所沢飛行場で合同訓練を繰り返し、陸海軍操縦士の育成が進んだ。

日本備の地形観測と機動支援の訓練を優先。




一式偵察機(1912年国産実用機)

一式偵察機は、この代替歴史世界線における日本陸海軍共同研究部隊の初の実用国産航空機として、1912年に完成・採用された複葉偵察機です。

フランスのファルマン機を参考にしつつ、国産エンジンと構造を採用した機体で、日本備の上空偵察・観測を主目的とし、地形適応と機動支援を意識した設計となりました。

所沢飛行場での試験飛行が成功し、少数生産・部隊配備が進みました。

機体形状 史実ファルマン11相当

主な仕様

機種形式: 複葉単発偵察機

全長: 約11.0m

全幅: 約14.5m(上翼)

全高: 約3.5m

空虚重量: 約600kg

最大離陸重量: 約1,000kg

エンジン: 国産空冷星型7気筒(約80〜100馬力)

航空力学研究所の成果を反映し、信頼性と出力バランスを向上。

最大速度: 約100〜110km/h

航続距離: 約400〜500km

実用上昇限度: 約3,000m

乗員: 2名(操縦士・観測士)

観測士が写真撮影・無線通信を担当。

武装: なし(偵察専念)。

試験的に軽機関銃搭載を検討したが、初期型は非武装。

生産数: 約30〜50機(1912〜1915年)

試験・訓練用として共同研究部隊に配備。

設計思想と特徴

一式偵察機は、日本備の「上空機動支援」を体現した機体です。

偵察・観測重視: 長時間滞空と安定飛行を優先し、地形観測・砲撃観測に適した設計。

複葉構造で低速安定性を確保し、短距離離着陸が可能。

国産化の成果: エンジン・翼構造を国産化し、補給効率を向上。

研究会影響で、陸海共通運用を考慮した統合設計。

耐久性: 木製骨組・布張りで軽量を保ちつつ、戦場環境(塵埃・湿気)への耐性を強化。



主な機種と仕様(1914年時点)

主力機: 海軍式水上偵察機(1912年試験採用、ファルマン水上型国産改良版)

全長: 約12.0m

全幅: 約15.5m(複葉構造)

全高: 約4.0m(フロート含む)

空虚重量: 約700kg

最大離陸重量: 約1,200kg

エンジン: 国産空冷星型7気筒(約80〜100馬力)

最大速度: 約90〜100km/h

航続距離: 約400〜500km

実用上昇限度: 約2,500〜3,000m

乗員: 2名(操縦士・観測士)

観測士が写真撮影・無線通信を担当。

フロート: 双フロート式で、海上離着水が可能。艦載・基地運用兼用。

生産数: 約10〜15機(試験・訓練用)。

補助機: 初期型水上気球曳航機(気球併用型、少数)

水上機の補完として、艦隊偵察に使用。

設計思想と特徴

海軍担当の水上偵察機は、日本備の海上適用として開発されました。

海上偵察重視: 艦隊の「目」として、敵艦隊位置把握と砲撃観測を主眼。

フロート構造で艦載可能とし、巡洋艦・戦艦からの発艦を試験。

陸海共同の成果: 陸軍の一式偵察機とエンジン・翼設計を共有。

研究会影響で、無線通信と写真撮影装置を標準搭載し、情報伝達の迅速化を実現。

耐久性: 海水腐食対策として、木製骨組に防水布張りを強化。

波浪時の安定性を考慮したフロート設計。

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