20140409アーバンライフと鬨の声
アーバンライフと鬨の声
2014年04月09日00:22
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若いって素晴らしい! 入社1週間で「新入社員来ない」続出
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=85&from=diary&id=2835176
アメリカみたいな国作りを進めるのであれば、給料以上は働かない、会社のためでなく自分のために働く、という感性は、意外と多くの人々にとって必要となってくる。
日本ではこれまで、そうした感性は他人に迷惑を掛ける甘えとして白眼視されてきた。
これから日本が向かう社会では、その常識が成立しなくなる。
仕事だから、と苦難に耐え、成長する姿は尊いものだ。
それにしても限度はある。不景気で金が払えず、タダでも何でもその責任感だけで社員を使い捨てにしようとすれば、無理が高じてしまうのは必然。
恐ろしいのは一世代もそのような事態が続くと、今度は
まともな経営が駆逐されてしまう点にある。
前職では大手企業の顧客も多かったが、社風というのは決して会社の大きさにはよらず、大企業であっても社員が皆ねじまがってしまうようなところもあれば、零細であれど朗らかな雰囲気の良い会社もあると知った。
その朗らかさは、その企業の人によって作られているのであり、国や世間が作っているのではない。
順風満帆の企業でも、重役やホープと目される出世頭の性格に問題があれば、その会社の社風は荒んでしまう。
この十年間かそれ以上、国の取ってきた政策は、そんな荒んだ企業を少しでも減らしうるものだったか、それとも反対に増加を助長するものだったか。
これから先はどうなりそうか。
二極化の進むこの国では、過去の美徳や常識も、時代の波に洗われて、淘汰されるか変質するか、とにかく不変ではいられない。
それにしてもま、1週間では見切りを付けるには早すぎるとは思うけどな。
社会の変容が終わるまでは、説教好きな年齢層が色々言うのも仕方ないわ。
社会は厳しい? それとも甘い?




