20170823疑いなきオーソリティー
疑いなきオーソリティー
2017年08月23日01:04
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■イジメは脳が傷つくからダメ!? 「科学」を使う道徳授業はアリかナシか 脳科学と道徳教育の専門家に聞く
(ウィズニュース - 08月22日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=4727541
突き詰めていくと、子供たちの前に立つ教師というのは、あらゆる権威を使うことが出来ない職業ということになるのである。
偉い誰それが言っているから、
世の中の常識はこうだから、
法律や制度でかくかくしかじかの取り決めがなされているから、
といった人任せの説教は、子供たちの前では無力であり、時には有害ですらある。
それらを説法の礎とする場合でも、少なくともひと度は教師自身が心からその権威の価値を実感し信じきった上で、なおかつ己ただ一人の責任と信念において、己が存在の意義を賭けて、たった一言を述べなくてはならない。
教師というのは元来、いつでもノーアウト満塁、一打サヨナラのマウンドに立っている投手のようなものだ。
冷や汗を垂れ流し、心拍数は200を数え、それでもポーカーフェイスでギリギリの速球を投げ続ける。
だがその一球の重さに誰が気付こうか?
全身全霊でぶつかろうとすればするほど、かわされ疎まれ揶揄されて、深く傷付きながら戦い続けることを求められる。
時にブーイングを浴びながら、次の一球にまた魂を込めていく。
そうした姿勢でいる限り、怜悧一辺倒の科学者や、観察者気取りのマスコミや、その他あらゆる権威でさえも、教師の説を曲げることはできない