20140915油に火
火に油
2014年09月15日03:51
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■「イスラム国はローマ法王も標的に」 イラク大使が警告
(朝日新聞デジタル - 09月14日 19:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3052866
欧米諸国が思いきってイラクから手を引き、この「イスラム国」に統治をやらせてみれば、すぐに自壊するのではないかな。
平和を維持することは、戦争をすることよりもずっと難しい。他国と協力しなければ、資源がいくらあろうとも、それを活かすことはできない。
テロリストは革命家を自任しているだろうが、革命が済んでしまえば、多くの革命家は居場所を失う。
サダム・フセインのような強大な独裁者の政権を、テロリスト集団がすぐに作り出せるかというと、それは難しいだろう。戦争という非常事態が終れば、ほどなく内部の派閥争いが起こり、それが内乱につながり、国は衰亡してしまうに違いない。共和制が根づくとすればそれからだ。また、仮に独裁政権が生まれたとしても、それに対する処置の手だてなら、国際社会は既にノウハウを蓄えてあるではないか。とらえどころのないテロ集団を相手にここで力押しに攻めて逆効果の泥沼を呼ぶべきではない。
とはいえ、無法者たちの統治が自壊するまでの過程では、やはり多くの犠牲が生まれる可能性がある。真の意味でのアラブの春に最も近いのは、長い苦難の時を経てきたイラクではないかと個人的には思われるのだけど。




