20160212献策するクーガー
献策するクーガー
2016年02月12日13:01
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「まじ」「やばい」「なるほど」を多用する…語彙力不足の代償とは
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=3847888
子供達と接していて感じるのは、相当に賢い子でも四字熟語を苦手としている事だ。
「朝三暮四」や「一朝一夕」のレベルがほとんど分からず、それどころか「一刀両断」でさえ平仮名から漢字に直すことができない子が極めて多い。単刀直入の1文字を間違えるという、昔ながらのミスを見かけるとむしろ褒めてやりたくなるほどだ。
漢字変換と予測変換がこれほど進歩していても、使わず習わず読まずの言葉は全く身に付かないということだろう。
考えてみれば、我々大人でさえ四字熟語を使う機会は皆無に近い。会話やメール等で右顧左眄とか東奔西走とか使っていたらよほどの変わり者と見なされるに違いない。このことは同時に、四字熟語を学ぶ機会は子供の内しかないという事実を示している。
さて、日常の場で出番はないが、試験の定番である四字熟語を身に付けるにはどうすれば良いか。
そもそも昔の人の言うことは千年の時を超えてきただけあって、よく真実に迫っており現代の善男善女が普段使いに用いるには鋭利に過ぎるところがある。
言語道断だの一網打尽だのといった大業物が処構わず火花を散らすようでは、核家族化の文明人種は安心して暮らせる世ではないと今の十倍も畏縮してしまうだろう。
そこで、ここはひとつ額縁の中の芸術の力を借りることを提案したい。要するに書道だ。
新年の書き初めに始まり、学校での書写の時間、また習い事の王道として今なお不動の人気を誇る習字の教室で、副教材としてでも四字熟語や故事成語のテキストを採用したならば、自然とこれらの語彙について学ぶ意欲も掻き立てられ、大人になるまでに五十や百のレパートリーは修得できるに違いない。特に上手に書けて褒められた言葉は、my四字熟語として座右の銘にすら刻まれるだろう。それもまた、世の人の多様性を確保し、かつ古人の叡知を後世に伝えるにはうってつけのやり方と言えるではないか。
多分に我田引水にして牽強附会、果ては自画自賛という荒唐無稽な内容になってしまったが、おそらくテーマが悪かったんだろう(




