20131011追記
追記
2013年10月11日22:39
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■警告先は容疑者友人携帯=被害者教えた番号で警察署―メッセージ伝わらず・高3殺害
(時事通信社 - 10月11日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2610727
マニュアル仕事の限界が相談者の命に関わるとなれば放置は出来ないな。
被害者は待ち伏せを危惧していたのに、凶行を回避出来なかったのは本当に悔やまれる。
護衛はつけられなくても一時的に保護するとか、何も打つ手がなかったとは言えない。
本人や周囲の人がもう少し警戒していれば、決定的な瞬間を防げたかもしれない。
事件が起こるまでは、容疑者には連絡よこせとメッセージを伝えることが限界なのか。
それでは殺気に我を忘れたストーカーを止められるとは思えないが。
この方法で、どのくらいのストーカー被害が防がれているのだろう。
自衛意識の不足を言えばそれまでだが…未来ある若い者が、一人は殺され、一人は殺人犯となってしまった。
教育も大事だ。自衛の意識も大事だ。
しかし助けを求めてくる住民に対して、国の機関である警察にできることは、まだもっとあると言わなければならないのではないか。
警察のあり方をこのままにして、住民が警察に見切りをつけ、個々に自衛の手段を整え身を守るようになることは、社会のあり方として本当に正しいのか?
教育や倫理の向上によって、事件そのものが起こらなくなるのであればそれもいい。しかし事件は起こるのに、人々が国を頼らず、力には力という考え方で解決を図ろうとするのが当たり前になれば、その力と力の衝突に紛れて、悪事を働こうとする者が必ず現れる。
そんな難しい駆け引きを、わざわざ惹起するくらいなら、少なくとも容疑者の所在が掴めるまでは相談者を保護した方が現実的ではないかと思う。
今回は、犯人の行動力も異常だったが、だから諦めろというのでは、殺された者が浮かばれない。
仕事というのは損を被ってこそ、求める成果を上げられるものだ。一つの結果を得るために、二倍三倍も苦労して、やっと目的を遂げられる。
まして警察の仕事なら、非営利なのは当然で、それも人の命を殺意から守るなんて難題は、八方に手を尽くさなくては、そもそも達成は見込めないのではないか。
事件が起こった後ならば、多数の人員とパトカーを出動させ、空にはヘリまで何台も飛ばして、いち早く犯人を捕らえられるだけの力を持ちながら、事件を防ぐために出来ることはあまりに少ない。
この現状を変えることは、たしかに別な危険や厄介ごとを招く可能性も持っているのだけど、国や地域の平和を守ることは、警察の仕事であると同時に主権者である我々の仕事でもあるのだから、やはり警察のあり方を目的に沿うように改め、その上でバランスを取るための手を尽くすことが、必要にして不可欠なのだと思われる。




