20131013これぞ中国
これぞ中国
2013年10月13日23:34
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■「復旧順調」報道に反発、中継車襲われる…中国
(読売新聞 - 10月13日 19:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2612523
支那は国家ではなく、人民の社会であると評した勝海舟の言葉が思い出される。
司馬遼太郎は文明というものの普遍性を知りたければ、難しい政治思想をどうこう考えるよりも、中国の人々が寝て起きて暮らす当たり前の姿を観察すればいいと言った。
ニュース等で伝えられる中国を見ると、どうしても政府の行動が目立ち、例えば天安門での惨劇や、昨今の軍拡がイメージされるが、今回のような記事から強烈に伝わってくる人民の凶暴とさえ言えるエネルギーも、中国という巨大な社会の持ち味なのだろう。
日本と相容れないのがよくわかる。
敵対する必要は本来なら無いと思うけど、たとえ反日感情や反中感情が霧消する日が実現したとしても、相容れないって点だけはこの先も変わらないだろうな。
しかし民度が上がってきたら、個々のエネルギーが凄いだけに、中国って国は恐ろしいとは思う。
国ってのは政府のものである以前に国民のもの、というのが世界の一般的な認識だろう。中国もそれに当てはまる。
その点では、日本は今日でも例外的な国家観を持ち続けている稀有な国家だ。良い点も多いのだけど、一人一人のエネルギーは衰微しやすいから、日本はそこだけは注意しないといけないと思う。
中国はブルドーザー、日本はフォーミュラカー、現代における両者の関係と位置付けは、そんな感じであるべきかと。




