20131127もういっぺん
もういっぺん
2013年11月27日03:40
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■「監視社会実現」懸念=識者ら「検証仕組みを」―秘密保護法案、衆院通過
(時事通信社 - 11月26日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2666162
見直してみたけど、やはり特定有害活動の項目は残っているね。
ここが具体的だったら話は別なんだけどな。
せめて、特定有害活動として指定する事柄については、指定する前に一定期間を設けて告示すること、くらいの但し書きがあって然るべきだと思う。
憲法改正の草案を読んだとき、これが長年の宿願だったと自称する政党が作ったものなのかと、憤りを感じるよりはむしろ索漠とした思いがした。
今回の法案も、ある意味でとても素直で、それだけに不信感が募る。
どうにかして成立させよう、とか、国民の理解を得るためにここはハッキリと書こう、とかいう内容ではなく、自らの欲するところをありのままに書いた印象が強い。
特定有害活動の内容として、いくつかの例が既に挙げられているようだが、法案の中にはそれも記されていないのは何故だろうか。
国民の不安を拭うために説明に努めると首相は述べたが、口頭の説明を後から行うくらいなら、法案の文面を分かりやすくした方がずっと話が早いのではないか。
そうしなかったのは、国会を軽視しているからか、国民を軽視しているからか、少なくともどちらかだと感じられる。
法案成立の前ではあるが、これほど性急に成立を目指す理由は、それこそ特定秘密に指定されるに相応しい理由なのではないかな。
様々な臆測が飛び交っているし、その中には真実もあるかもしれない。でもどれが真実かは分からない。震災の時もそうだった。正しい情報を発信するのが誰なのか、誰にも分からなかった。
これでは、曖昧な部分を残すメリットは何もない。
あえて残さなくても、法制化すらしなくても事は済んでしまうとさえ言える。
では、何のために成立を急ぐのか。
そんなことは後から考えるべきことなのか。
よく分からないが、この手法で通用してしまうなら、次は憲法が変わることになるのは確実。
参院で少しは改善されるといいけど、望みは薄い。
不思議な国だ。




