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平穏に暮らしたい

「君はこの後どうするの?」


アラマズドは和かに質問をして来た。


「平穏に暮らしたいです」


「なら此処で暮らしてみるか?、お主も神であるが故に神界は拒みはせぬぞ」


どうしたものか.....

此処で暮らしてみるのも楽しそうではあるが、転生してみたのだからもっと異世界っぽい生活がしてみたいのだ。


「しばらく地球で無い下界で暮らしてみたいのだが、そう言う願いは駄目か?」


駄目元ではあるが聞いてみた。


「そうだね〜、神が見捨てて精霊だけで管理している世界があるんだけど行ってみる?」


「なんで神は見捨てたんだ?」


「昔は積極的に干渉して人間を助けたりしてたみたいなんだけど、所謂燃え尽き症候群になっちゃったらしいんだよね〜ハハハハ〜」


いや、笑い事じゃ無いし。

その世界の住人からしたらたまったもんじゃない。


「まぁ神の趣味でファンタジーチックな世界らしいから楽しんできなよ」


「分かった、どう行けば良い?」


そうするとアラマズドは手を横に翳すと空間に歪みを作った。

「此処から入ればさっき言った世界だから、楽しんできな」


「すまない、世話になったな」


「下界に飽きたらまた戻って来いよ!」


ヘパイストスはガハハハと豪快に笑いながら手を振っていた。

また神界には来よう、そう心に決めた。

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