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私は待望の水属性魔導師〜領地復興のため、スキルボードはサブスキルで埋め尽くす〜  作者: 水瀬 潮
第1章 砂漠に生まれた水属性魔導士
31/80

第31話 新スキル創造part①



 それから、いつもどおりポーションを作り始めた。


「エリスのお陰で、ポーション作りに集中できて助かるわ〜」


「そうですね。まぁエリスもレオナ様のお役に立てて嬉しそうですけどね」


「そうかな?そうだと嬉しいけど······」


 エリスと幼なじみのテオがそう言うならそうなのかな?なんて思いながら、ポーションを作り続ける。




(下級ポーション生成!)


 実は、最近いくつかの魔法は無詠唱で使えるようになった。下級ポーション生成もその一つだ。



 故に無言でもくもくとポーションを作り続けると、例の声が頭の中で響いた。


《薬学スキルがレベル29にアップしました。新しいスキルを習得できます》


(よし、レベルアップだ!しかも今回はスキルも増えたみたい。部屋に戻ったら早速スキルボードを確認しておこう)




◇◆◇◆◇




 本日の仕事を終え、自室に戻ってきた。


 すぐにベットにダイブする。


(ふぅ。今日も疲れました〜)



「そうだ、今日のうちにスキルボードを確認しておこう」


 先程薬学スキルがレベルアップしたことで、新しいスキルの習得が可能となった。


 もしこのスキルが有用なものであれば、今日のうちに習得しておいて、明日朝一で練習した方がいい。


 そう思い、寝る前にスキルボードを確認することにした。




(ステータス確認!)


ヴァン


 まずはステータスボードを表示させる。


 続いて、薬学スキル▽を押して、スキルボードを表示させる。


ヴァン


「どれどれ、基礎魔法とメインスキルには変更なし、か。となると、新たなスキルは多分サブスキルね。サブスキルは習得していないやつが多いから、1つ1つ確認していかないとなぁ」


 スキルボード上に表示されているコマンドのうち、光っているのものが習得済のスキル。反対に、光っていないのは、習得可能だが、まだ習得していないスキルだ。


 光っていないコマンドを1つ1つ確認していく。


「ええっと、魔力草に、麻痺なおし草に、毒消し草に、やけどなおし草に······。ん?カモミール?」



(見間違いじゃないよね?)


緊張で、心臓がバクバクと早鐘を打つ



▽薬学スキル

○サブスキル

_________________


魔力草栽培(SP0/10) 


薬草(魔力回復効果)の種を蒔く

縦1メートル横0.2メートル


栽培期間15日

消費MP10



麻痺なおし草栽培(SP0/3)


薬草(麻痺軽減効果)の種を蒔く

縦1メートル横0.2メートル


栽培期間15日

消費MP2



毒消し草栽培(SP0/3)


薬草(毒軽減効果)の種を蒔く

縦1メートル横0.2メートル


栽培期間15日

消費MP2


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


カモミール栽培(SP0/3)


薬草(リラックス効果)の種を蒔く

縦1メートル横0.2メートル


栽培期間15日

消費MP2


_________________





「やっぱり間違いない!カモミール栽培のスキルが増えてる!?」



(何故?偶然?)


 これまでスキルボードに表示されていたのは、麻痺なおし草、毒消し草、やけどなおし草とか、状態異常回復系ばっかりだった。



 そこから考えると、この流れで状態異常回復効果の無いカモミールが出てくるのは、不自然。となると、やはりこれは······。


「新しいスキルを自分で作っちゃったってこと〜!?!?」



バタン


 キャパオーバーで、そのまま倒れるように寝てしまったレオナであった。




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