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第19話 レオナの誕生日



 シュバルツさんにポーションを買い取って貰えるようになってから、2ヶ月が経過した。シュバルツさんは、毎回準備したポーションを全部買い取ってくれている。ありがたい限りだ。




 さて、現在のステータスは以下のとおり。



_______________


レベル16 (SP13/46)


体力:85/85

MP:91/91 

攻撃力:21 

防御力:22 

攻撃魔法:23 

防御魔法:26 

俊敏性:20

幸運値:46


属性:水属性  レベル10 ▽

   薬学スキルレベル11 ▽


________________

 





実は最近、嬉しい出来事があった。


 水属性魔法がレベル10になり、【ウォーター】のスキルアップが可能となったのだ。勿論、即日習得した。



________________

ウォーター レベル3(習得済) 


水を作り出す(250リットル)

消費MP3


________________


 これで、もっと多くの井戸を補充出来るようになるだろう。






◆◇◆◇◆




 それはそうと、実は今日はレオナ4歳の誕生日だ。


 晩ごはんは、アーサーが買ってきてくれた鶏肉のハーブソテー、マリーの実家のパン等、いつもより大変豪華だった。



「「「レオナ、誕生日おめでとう!」」」


「お父様、お母様、お兄様、ありがとうございます!」


「レオナももう4歳になるのね、早いものだわ。私、レオナとアーサーのお陰で毎日とっても幸せよ」

 

 そう話すお母様の目は少し潤んでいる。


「まだ4歳なのに、水の補充からポーションの販売まで、こんなに立派に領地を支えてくれて、私は鼻が高いよ」とお父様。


 お兄様は頷きながら「レオナは世界一かわいい俺の妹だよ」と頭を撫でてくれた。


「アーサーお兄様も、私の自慢のお兄様ですよ。勿論、お母様もお父様も」


 レオナの言葉にニコニコ笑顔の3人を見て、あぁ、この優しい家族の元に産まれることができて良かったなと改めて思うレオナであった。





「ところでレオナ、4歳の誕生日に何か欲しいものはあるかい?」


(ほしいもの。本音をいえば温かいお風呂に入りたい。でも、この水不足の状況で、私だけそんな贅沢していいのかな?)



「······少し、考えてもよろしいでしょうか?」


「勿論だとも。決まったらお父さんに報告しなさい」





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