表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/58

未来の間

新しく神様になった、俺がするべきことはなんだろうか?


夢の造った世界の中でも好きなものはあった

素敵なものも数多く、ただやっぱり

他の神が造ったルールの中では

救えない命もあったのだろう

だから、それをできるように俺を造った


なら、俺がすべき事は、夢が救えなかった

命を救い出す事だろう


そして、残酷な神が造った

神のルールを無力化できる、神を育てる事

神を創り出す事


それが俺に夢から与えられた使命だ


「夢の世界の途中から、作り直すよ、一からは流石に時間がかかりそうだ、夢のしてきた事を無駄には出来ない」


「ありがと、未来、あのね未来、私が見てきた世界で、救いたかった人がいるの」


「救いたかった人?」


「ええ、彼ら一人一人が世界を抱えてるわ、その物語に出てくる、もう1人の自分を救ってあげたい」


「わかった、それでどうすればいいんだ」


「まずは神の間を作りましょう、名前のない怪物、私はそれを、仮の名と言う意味も込めてコラプサーと呼びます、彼らも絶対のルールがありながら、干渉してくるため、時間稼ぎ程度にしかなりませんが、安全な神の間、未来の間をね」


「コラプサー…崩壊した星か…なんだか恐ろしいな、それで神の間を作るにはどうするんだ?」


「頭の中で念じて、今を未来なら、それだけでいいわ」


「ここは、そんな簡単でいいのか!なんだか、拍子抜けだな!まぁ…やってみるよ」


辺りが光りと共に一瞬で切り替わる


ってあれここ見覚えあるぞ


「ここ、俺の部屋か!?」


「念じたのが自分の部屋なんて、未来らしいわ、私も時期に神の力を失い、未来の知っている、

夢に戻ります、記憶や微かな力は残るはずだから、私に頼ってね、未来」


「あ、ああ…確かにちょっと夢っぽくなかったな」


窓の外は何も見えない、本当に何もないんだな


「ここからはどうするんだ?夢?」


「そうですね、続きでしたねってー!あれ未来!!え、え、私何してたの!ってなんか、落ちついて考えてみたら、覚えてる、私神様でした、えへ」


いつもの夢だ、安心したような

不安が増したような…まぁいいか


「だから、救いたかった人だよ、いるんだろ?」


「ああーうん!未来のPCにダウンロードしておいたから、起動してみて!」


「は!?ダウンロード?起動?え、何を言ってるんだ、さっきの真面目な夢はどこ行ったんだよー!」


「いいから、いいからいくよー!えい!」


ポチポチっとクリックする夢


「ああ、こら夢、まて、う、うわー」


俺達は画面に吸い込まれていった




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ