ムシパン(200文字ホラー)
駅前にある行きつけのパン屋を覘いてみると、新商品が発売されていた。
“ムシパン”
ふっくらとしていて、まるでパウンドケーキのようだ。
私はそれを買うと、歩きながら食べ始めた。
一口齧る。
ガリ。変な触感がする。
見ると、何やら茶色く細長い物が生地から突き出ていた。
何だろうと思って引っ張り出し、そしてそれを見て言葉を失う。
何だこれは・・・!?
死に絶えたとある害虫の骸を見ながら、私はこれの商品名を思い出していた。
駅前にある行きつけのパン屋を覘いてみると、新商品が発売されていた。
“ムシパン”
ふっくらとしていて、まるでパウンドケーキのようだ。
私はそれを買うと、歩きながら食べ始めた。
一口齧る。
ガリ。変な触感がする。
見ると、何やら茶色く細長い物が生地から突き出ていた。
何だろうと思って引っ張り出し、そしてそれを見て言葉を失う。
何だこれは・・・!?
死に絶えたとある害虫の骸を見ながら、私はこれの商品名を思い出していた。
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