1 鳳蝶という男
すみません……前回の取り残しがありました……
(´・ω・`)
あれ、おかしくない……?
と思われた方は前のページ、後ろ側から読んで頂くとしっくり来ると思います<(_ _)>
「んっ……」
気がつくと私は事務所の薄汚れたソファに横になっていた。脂臭さも、古ぼけた感じも何一つ変わらない。黙って起き上がると見知らぬ人の顔が目に入る。
色素の薄い茶髪を肩まで伸ばし、ハーフアップにしている。座りながらでも分かる長身にがっしりとした体格。そして何よりも気になったのが顔半分を覆うような黒の眼帯。
あっ、もしかしてこの人は……。
考えなくてもすぐに分かる事だった。何せ“巨大な棺”をガーゼで拭いていたのだから。きっとこの人は氷室の先輩に当たる人だ。
彼はふと頭を上げると無骨な隻眼で事務所の扉を見つめた。ガーゼを振く手を止め、ただ一心に。
「たっだいまー!!」
「お帰りなさい」
表れたのは硝吸鎌の元相棒。つまり私の先輩に当たる人だ。彼はにこやかに入ってくると隻眼の彼の前に立つ。腰を折るようにして顔を近付けると、骨ばった指で思い切り髪を掻き回した。
結んでいるとはいえ、今の一撃で髪が跳ね放題となる。しかし隻眼の彼は特に気にした様子もなく、軽く前髪を払っただけだった。
「相っ変わらず反応ねぇなぁ……。女にモテねぇぞ!!」
「不特定多数にモテたいと思ったことはありませんので」
低い、心に響くような音。女ならば軽く酔いしれるだろう。それは派手派手しい外見とは裏腹に、確固たる意志が感じられた。
彼は不愉快そうに僅かに眉をひそめると、冥鬼をロッカーに仕舞い、此方に近付いてきた。恐らくソファに座るつもりだろう。慌てて立ち上がるとソファの真隣に立った。
さっきから思っていた事だが、二人に私は見えていないらしい。
「全く……“鳳蝶”なんて名前の癖に飛び回る事を知らねぇ……。一つの花に執着するなんて……」
鳳蝶兄さんの眼帯は他者から見ると、ファッションというよりも鎧に近いものがあります。
(精神的な意味で)
でも実直さ故に外す事を厭わないんだろうなぁ……
(´・ω・`)
訳を書きたいけれど、何時になるだろう……(@_@)




