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泡沫アグリゲート-Rest of Daymisier-

泡沫アクター

作者: 短丘優奈、紀悠

【泡沫アグリゲート-Rest of Daymisier-】 略称「泡沫レスト(うたかた)」

*「謙遜的なプロローグ」 略称「謙遜(けんそん)」



・花阪 絵梨香(はなさか えりか)……22歳

落ち着いた雰囲気の女性。

大学で心理学を学び、現在は実家から近くにある四つ葉図書館で管理人兼司書を務めている。

根が真面目な所は変わっていないが、高校当時より丸くなった、というよりは天然ボケをかますことが多くなったと知人は言う。無意識に「彼女」の影響を受けているのかもしれない。



挿絵(By みてみん)




・ノイズ ……?

「意識体」と呼ばれる人間ではないもの。長い間行方が分からなくなっていたが、不意に姿を現しある図書館へと出向く。人間とは時間の流れが違うらしい。

その当時は無かった足に黒のロングブーツを履いており、完全に人間の姿になることができる。髪型や性格がその当時より少し変わっているのは、ある人の『意識』が薄くなっていることの表れのようだ。



挿絵(By みてみん)











*プロローグ「怠慢リアリシオン」 略称「怠慢(たいまん)」


・葉田 杞憂(はた きゆう)……17歳

「怠慢」の主人公。幼い頃から創作することが好き。一人称は「自分」。左目の下に泣きぼくろがある。

物事をあまり深く考えない能天気屋。感情の起伏が激しく、ポジティブでありネガティブでもある。いい加減なことをよく言うが、何より友達思いであり絵梨香のこともとても大切な友人だと思っている。他人には聞こえない不思議な声に「やさしいノイズ」と名付けた張本人。

「泡沫アグリゲート」という本の著者。



挿絵(By みてみん)




・横井 絵梨香(よこい えりか)……17歳

杞憂の親友。一人称は「私」。一束だけ長い髪の毛を黄緑のリボンで少しまとめている。

基本落ち着いた性格であり、よく考えて行動する。あまり目立つことは無い。杞憂とは中学入学当初の偶然が重なったことで付き合いが始まり、そこから高校に上がるまで同じクラスだった。

あらゆることに関して真面目だが、杞憂と一緒にいる時は結構いい加減だったりする。それでもやるときはやる。

杞憂のことは呆れながらも姉の様に見守っており、根は良い奴だとちゃんと理解している。



挿絵(By みてみん)




・やさしい ノイズ ……?

杞憂が生まれる遥か前からずっと杞憂の名前を呼び続けていた謎の存在。一時期は杞憂から離れていたが数年の時を経て杞憂の前に姿を現す。一人称は「私」。

元々は「意識体」という音だけの存在だが杞憂が頭の中でイメージしたものになることも可能であり、この姿が杞憂が一番初めに創り出したもの。自身の能力を開放することで可視化できるようになる。身体が鎖になり、それで戦うことができるらしい。

どこか高慢で上から目線。杞憂のことは馬鹿にしているが、それは杞憂との長い付き合いからなるものであり決して本人は失礼だとは思っていない。



挿絵(By みてみん)











【泡沫アグリゲート-Ideal desire dreams-】 略称「泡沫デザイア」

*第一章「神領リコノスク」 略称「神領(しんりょう)」



・元島 早苗(もとしま さなえ)……17歳

「神領」の主人公。私立双葉学園に通う高校二年生で美術部員。一人称は「あたし」(目上の人や初対面の人には私)。

美術、主に絵画方面に長けているが、『天才』という言葉に対して複雑な感情を抱いている。幼少期にある事件に巻き込まれ他人との関わりが上手くできなくなってしまったため、友人は片手で数えるほどしかいない。多河先輩とは部活入部以来の仲である。

常に冷静で、感情を表に出すことは少ない。美涼との出会いで価値観が変わり、前より少し表情豊かになった。何故か美涼からは「アル」と呼ばれる。

抹茶、お茶菓子といった渋い和菓子が好き。



挿絵(By みてみん)




・谷田葉 美涼(やたば みすず)……恐らく17歳

早苗が出会った謎の多い少女。双葉学園の生徒ではなく、どうやら早苗以外には見えていないらしい。一人称は「某(それがし)」。

いつも明るく天真爛漫。常に元気で前向き、太陽のような笑顔。彼女曰く「存在を神から認められておらず、この世界に存在するはずなのに存在していないことになっている」らしい。基本的に歩いて行動するが、どうやら浮くことも可能。

自分のことが見える早苗に対し好意と尊敬の念を持っていて、是非友達になりたいと志願した。

他にも何か「秘密」を抱えているようだ。



挿絵(By みてみん)




・多河 真雪(たがわ まゆき)……18歳

双葉学園の美術部部長。早苗の先輩で生まれつきオネェ言葉で話す男。一人称は「僕」。

性格は優しくてほめ上手、良き相談相手、そして若干女性寄り。美術部内だけでなくクラスの人からも人気。目の色は翡翠色。元々は髪色と同じ紫色だった、という噂もあるが……?

どこか考えが読めない不思議な人。




・名嘉原 茶織(なかはら さおり)……17歳

早苗のクラスメイト。クラスの中心人物寄りだがグループには属さず、いつも千夜と共に行動している。良く言えば元気、悪く言えば大雑把。千夜のことは誰よりも知っていて一番の親友だと思っている。一人称は「私」。あだ名は「ナサ」。



挿絵(By みてみん)




・志摩原 千夜(しまはら ちよ)……17歳

早苗のクラスメイト。「制服は学生の特権」という謎のスローガンを掲げ、年中ブレザーを着ている。親戚の関西弁、方言から影響を受け、変な喋り方をする。いつも行動を共にする茶織とは中学からの仲。しっかり者だがボケる時はボケる。茶織の保護者。一人称は「ウチ」。



挿絵(By みてみん)






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