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最強聖女!チート御一行のダンジョン生活★  作者: 茄子
第二章 動き始める人間関係
82/129

三人でのお茶会

『名前:ティタニア

 性別:女

 レベル:50(特)

 生命力:211▲、魔力量:300▲

 攻撃力:98▲、防御力:215▲

 魔法力:350▲、知識力:291▲

 俊敏性:138▲、幸運力:99

 ポイント:0、所持金:6,745,897ジニー

 称号:異世界の聖女、経験値四倍入手

 眷属:黒スライム(ネーロ)

    禁書ナティル

    九尾のツバキ

『黒スライム(特殊変異種):ネーロ

 レベル:52(特)

 生命力:561▲、魔力量:500▲

 攻撃力:1022▲、防御力:1020▲

 魔法力:800▲、知識力:412▲

 俊敏性:467▲、幸運力:67

 主人:ティタニア』

『異界の禁書:ナティル

 レベル:58(特)

 生命力:1030▲、魔力量:1324▲

 攻撃力:856▲、防御力:764▲

 魔法力:4255▲、知識力:5214▲

 俊敏性:734▲、幸運力:99

 主人:ティタニア』

『九尾の狐(特殊変異種):ツバキ

 レベル:56(特)

 生命力:693▲、魔力量:766▲

 攻撃力:1169▲、防御力:1059

 魔法力:853▲、知識力:764▲

 俊敏性:598▲、幸運力:89

 主人:ティタニア』

 二年目になってしばらく経ちまして、ステータスを改めて確認いたしましたが、本当にチート集団ですね。

 未だにマリア様ですらレベルは99になっていないというのに、このレベルはもう笑うしかないのではないでしょうか。

 一応マリア様にはレベルのステージアップの事をメッセージでお伝えしております。

 99レベルになるのが楽しみだとおっしゃっておりましたが、マリア様はわたくしのように夢を見るのでしょうか?

 わたくしが夢を見たことが特殊なのか、気になるところです。

 わたくしの取得経験値四倍の事を知っているのは五人ですが、取得Ptの事を知っているのはシンヤ様のみになります。

 皆様に秘密にすることが多いのは気が引けてしまうのですが、これも平穏なダンジョン生活の為ですので仕方がありません。

 本日は休養日という事もあり、クインゼル様達をお招きしてのお茶会となっております。

 十一階層で待ち合わせをして二人をお招きいたしまして、ソファー席の方にご案内いたします。

 クインゼル様達は慣れた様子でソファーに座ってわたくしがお茶を準備するのを待っていらっしゃいます。

 本日のお茶請けはマカロンです。

 何度か失敗はしましたが、最近ではなんとかうまく膨らむようになりました。

 中に入れるクリームは神殿のコックがくれたレシピがありますので問題はないのですが、マカロナージュという工程が難しいのですよね。

 足りないと生地が膨らみ過ぎてしまいますし、やりすぎるとペタンコになってしまいます。

 メグミ様からは慣れだと言われましたが本当にそうだと思います。

 もっと上手にできましたら、お好きだそうですのでシンヤ様にお裾分けするのもいいですね。


「今日のお茶請けはマカロンなのね。綺麗に膨らんでるじゃない。ちょっとガタガタしてるけど」

「はい、本日は上手にできた方ですわ」

「マカロンを作れるだけでもすごいよ。私とクインゼルちゃんなんて料理がほとんどできないもん」

「簡単なものならできるけどね。でも自分で作るよりは食事会に出ておばんざい屋から購入するか、レトルトや冷凍食品をたべるか、万屋で買った方が美味しいわね」

「そうだね」


 元の世界ではお二人はさして料理をする生活ではなかったと聞きますし、この世界に来てもそのような生活が続いているのでしょう。

 まあ、おばんざい屋様の品物は栄養バランスもよいようですし、レトルトや冷凍食品というのも味は悪くないといいますし、万屋で売っているおかずもそれなりに普通の味のものが揃っておりますよね。

 メグミ様曰くたまにならいいけど毎食レトルトや冷凍食品、万屋で買うお惣菜は飽きてしまうとの事でした。

 メグミ様は本日はPTを組んで攻略に当たる用事があるという事で欠席ですので、クインゼル様とエッシャル様をお招きしてのお茶会となっております。

 お茶を淹れ終わりましてわたくしもソファーに座ってお茶をお二人にお出ししまして、お茶会が始まりました。

 光玉を使って作る身代わり人形は、グロウエレメントの全属性適合核を使って作る時よりも成功率がよいらしく、エッシャル様も安心していらっしゃるとのことです。

 ダメージを一定数請け負ってくれるアイテムも、全属性適合核を使って作るレシピを発見したという事ですので、今後も八十階層でのドロップ品の需要は尽きることがなさそうです。

 ツバキが言っていた八十階層に生えている木の上の方になっている実は貴重品のようで、万屋で高値で売れます。

 宝石のような実ですので、鍛冶に利用できないかといくつかクインゼル様とエッシャル様にもご提供しましたが、今の所その実を使って作るレシピは発見できていないとのことです。

 なので、現在は飛行フライで木の上に上がって実を確保しては万屋に売るという形になっております。

 一度食べてみたのですが、なんと言いますか、あまりおいしいものではありませんでしたと言うか、硬くて食べるのに苦労してしまったので、ネーロが結局食べることになってしまいました。

 実の名前はルビージュエルという、苺ほどのサイズの実なのですが、宝石にしては一応切る事も出来ますし、宝石そのものではないような感じですね。

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