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最強聖女!チート御一行のダンジョン生活★  作者: 茄子
第二章 動き始める人間関係
72/129

ステージアップを終えました

『名前:ティタニア

 性別:女

 レベル:34(特)

 生命力:211▲、魔力量:249▲

 攻撃力:98▲、防御力:215▲

 魔法力:321▲、知識力:261▲

 俊敏性:128▲、幸運力:99

 ポイント:0、所持金:3,452,157ジニー

 称号:異世界の聖女、経験値四倍入手

 眷属:黒スライム(ネーロ)

    禁書ナティル

    九尾のツバキ

『黒スライム(特殊変異種):ネーロ

 レベル:36(特)

 生命力:197▲、魔力量:215▲

 攻撃力:165▲、防御力:131▲

 魔法力:242▲、知識力:137▲

 俊敏性:157▲、幸運力:67

 主人:ティタニア』

『異界の禁書:ナティル

 レベル:44(特)

 生命力:1030▲、魔力量:1324▲

 攻撃力:856▲、防御力:764▲

 魔法力:4227▲、知識力:5214▲

 俊敏性:734▲、幸運力:99

 主人:ティタニア』

『九尾の狐(特殊変異種):ツバキ

 レベル:39(特)

 生命力:158▲、魔力量:294▲

 攻撃力:211▲、防御力:163

 魔法力:299▲、知識力:164▲

 俊敏性:193▲、幸運力:89

 主人:ティタニア』

 目が覚めまして、ステータスを確認いたしましたら案の定素晴らしいチートになっておりました。

 ネーロやツバキのステータスも一部追い越すことが出来ましたし、主人としての威厳もこれで保つことが出来るような気がします。

 まあ、ナティルには敵わないのですけどね。

 目が覚めてお腹は空いていないので、まずはお風呂に入ろうと、着替えを持って寝室をでると、ナティル達がリビングでお茶をしておりました。


「ご主人様、おはようございます」

「ぬしさま、おはよう」

「おはようございます、三人とも。わたくしが寝ている間変わりはありませんでしたか?」

「問題と言えば、買い置きしておいたレトルトと冷凍食品があまりおいしくなかったことですね」

「そうなのですか?」

「まあ、もう残ってはおらぬがの」

「美味しくなくても召し上がったのですね」

「ご主人様が用意してくださったものですから」


 眠気が来る前に大量の手料理を作ったほうがよかったでしょうか?


「わたくしは今からお風呂に入りますわ。その後に料理をいたしますわね」

「うむ、久しぶりのぬしさまの料理、楽しみじゃ」


 わたくしはその言葉を聞いてお風呂場に向かい、脱衣所で夜着を脱いで常にお湯で満たされているお風呂に入ります。

 ローズのアロマオイルを垂らしましたので、薔薇の香りに包まれて思わず「ほう」と息を吐き出しました。

 わたくしは眠っている間、元の世界のその後の夢を見ましたね。

 様々な事が起きたようですし、聖女が居ない間国民は随分と大変な思いをしたようですけれども、その怒りは全て王家とフォルセルド公爵家に向いたようです。

 第一王子とお兄様はまともな方ですので、対応に追われて大変だと思いますけれども、頑張っていたようですね。

 それでも国はなんとか領地などを奪われることなく耐えて、聖女の誕生により守護結界も張り直されて他国からの攻撃に怯えることもなくなって安心したことでしょう。

 聖女の力など、教会が吹聴しているデマだと思っていた方も少なからずいましたので、今回の事は改めて聖女のありがたみをわかっていただける良い機会だったと思います。

 お父様も、エドワルド様のお父様も静かになくなりましたし、その後を追うように教皇様もお亡くなりになって、元の世界ではすっかり世代交代をしたようですね。

 時間の流れが違うのは、世界が違うので仕方がないのでしょうけれども、本当に元の世界に戻るのは色々な意味で難しそうですね。

 マジックアイテムになっているボディーソープで体を洗って泡を流して、髪も丁寧に洗いますが、わたくしの髪は長いので洗うのが少々大変なのですよね。

 乾かすのは魔法ですぐ終わるのですが、洗髪はそうもいかないのですよ。

 いつも通り時間をかけて洗髪をして、もう一度湯船に入って体を温めてからお風呂から上がって、髪を魔法で乾かしてタオルで体の水分を吸い取ってから部屋着を着てリビングに戻ります。

 夜着などは洗浄魔法で清潔に保つことが出来るので、洗濯籠に入っている物を夜にまとめて洗浄魔法をかけることにしています。

 スマートウォッチを確認しますと、十一時でしたので、今からお昼ご飯の準備をすることに致しましょう。

 リビングに戻ってカレンダーを確認すると、本日のメニューはツナパスタとわかめスープ、シーザーサラダとピーチシャーベットになっております。

 大根おろしは以前に大量にすりおろしたものが冷凍庫に入っておりますので、それを解凍すればよろしいので、パスタを茹でている間に魔法で解凍しておきます。

 その他にも大葉を細切りにしておきます。

 ショウユという調味料を使う機会は、和食を作るようになってから格段に増えましたが、入れ過ぎてしまうとすごい味になってしまいますので未だに慎重になります。

 パスタが茹で上がったのでお皿に盛りつけて、大葉を飾り付け、その上に大根おろしを乗せて、さらにその上にツナをのせてショウユをかけます。

 並行して作っていたわかめスープも器に盛りつけて、水出しのお茶をコップに入れて準備が完了したところでナティルが運ぶのを手伝ってくれます。

 テーブルにそれぞれ器を置いて、席について神様に祈りを捧げて食事を始めます。


「うむ、ぬしさまの作るものがやはり一番じゃ」

「まったくですね」


 そんなに褒めていただきますと、より一層料理の腕前を上げなければいけないという使命感が湧いてしまいますね。

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