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俺が恋して何が悪い!  作者: 黒猫
第一章 
1/9

第1話 妹との仲違い

僕はアニメが好きでラノベなどもたくさん読んできました。

そんな中自分でも書いてみたいと思い立ち書いてみることにしました。

未熟者で変なところもあるかもしれませんがよろしくお願いします。

妹と話さなくなってから何年が経っただろうか。

俺は高校生になっていた。俺が物心がついたときには父は死んでいた。

それから妹/如月柚月/中学二年生14歳と母/如月恭子/?歳と俺/如月宙空/高校二年生17歳の三人暮らしだ。

妹と話さなくなってから一年とちょっとが過ぎた。もちろんご飯などは一緒に食べているし、

一緒に住んでいる。そもそも俺は妹が口を聞いてくれていない理由がわからない。

タイミング的には俺に彼女ができた時だ。



俺には初めて彼女ができたのだ

その日の夕飯の時食卓で俺は打ち明けた


「なあなあ、聞いてくれよ、俺彼女できたんだ、

同じ学校の上村葵って子と付き合ってんだよね」


と報告した。

そう俺の彼女は隣のクラスの上村葵だ

母は驚いた顔で


「宙空ももうそんな歳かあ・・・」


と少し嬉しそうに言った。

もう高校生なのに彼女がずっといなかったから母も心配していたのだろう

俺は


「なんだよそれ」


と照れながら笑顔でいった。

もちろん柚月も喜んでおめでとうって言ってくれると思っていた。

しかし期待とは裏腹に

不機嫌そうな顔で


「ご飯冷める。早く食べよ。」


と言った

もちろんいつもはこんなじゃない。

俺がコンクールで賞を取った時とか友達と遊んだ話を聞かせてやると

笑顔で聞いてくれていた。

むしろ他の兄妹よりも仲がいいくらいだ

なのに一番喜んでくれると思っていた妹がこの態度だ。

もちろん俺は


「どうしたんだよ」


と問いかけた

柚月は


「・・・」


何も言わない

俺は

「なんだよ」


とむかついていた。

俺はご飯を残し


「もういらない。俺寝るわ」


といい部屋に籠った


「なんだよあいつ?俺に彼女ができたら喜んでくれると思ったのに」


まあいいや、なんかあったんだろうなって思って

その日は寝た。

次の日の朝俺は何事もなかったかのように柚月に


「おはよ〜朝ご飯できてんの?」


と聞いた。

でも柚月はヘッドホンして何も答えてくれなかった。

聞えてないのか、まだ不機嫌なのかと思いその時はなにも思わなかった

その日から柚月はなぜかヘッドホンをつけるようになった。

俺は音楽にでもハマったのか?

とそれくらいにしか思っていなかった

次の日俺が


「柚月〜今週の日曜デートするんだ〜良いだろ!」


と自慢げに話しかけても柚月はヘッドホンをして


「・・・」


と何も返してこなかった。

俺は絶対聞こえてるだろ!!

って思いながらも愛想尽きて柚月に話しかけるのをやめた

そこから四日間話してない。

なんでだろうなって思ったけど

柚月も中学生だしただの反抗期かなと思って母に聞いてみた


「柚月って今反抗期なのかな」


小さな声で俺は聞いた

母は


「あら、そんなことないわよ。言うことは聞くし。家の手伝いもしてくれるわよ。」


と答えた

俺はそんなばかな?!と思いながらも落ち着いて母に


「そっか」


と答えた

母は困った顔をして


「どうしてそんなこと聞くの??」


と俺に言った。

もちろん俺は柚月が俺に話しかけてくれなくて寂しいなんて恥ずかしくて言えないから


「なんでもない」


と答えた。



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