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竜王剣の冒険  作者: 千葉県産煮干
1/4

_φ(´ω`)‬

広い草原なファンタジーを書きたくて書いてみました。

ゆっくり進めたいとおもいます。

 なぜこんな事になったのかは分からないが僕は窮地に追い込まれてる。

 古めかしい倉庫の様だが広い、すごく広く寒い部屋で、僕は古めかしい剣握りながら、大型トラックのような大きさ鳥に数匹に囲まれていた。


 ど、どうして…こうなったんだろ?


 鳥から目をそらした瞬間に上空から爪を立て僕に向かってきた。

 頭の中真っ白で体が動かないーーー恐怖で目を閉た


 死んじゃうのかな?って今までを思い出した。


 ーーー


 僕は中学を卒業間近で友達の家に遊びに来ていた。

 部屋には男3人高校も同じ所へ通う予定だった。


「ついにユウがスマホ持ちになったとは」

「高校に行くんなら持っとけって親に渡されたんだ、犬のリードかわりだよ。まいったよ。」

「でもエロ動画は見れるじゃね?」

「エ…ロ…!」

「俺らも高校生になるんだし予習しないとな!!」

「……それ以前に彼女がすぐ出来ると思ってるのか?俺らだぞ?」

「出来ると俺は信じてるさ…。多分。」

「無理そう〜…」

「エロ動画はともかく、ゲームはできるんだろ?」


 その時におススメされたのが「竜の輝き」冒険もののRPGアプリだった。あまり僕はあまりRPG類は長くなりそうだから手をつけてなかったが、友達か仲間を増やしたいからとアプリ入れられてしまった。「気に入らなかったら抜けても良い!絶対気にいるって!」とエラく自信満々に言っていた。


「とりあえずメイキングからな」

 ダウンロードを完了して教わりながらアプリを進めた。

「あ!キャラつくれるの!」

「食いついたな。ドンドン進めると装備が増えるからなっ。あ、これ俺のキャラ」

「わ!服も変えられるんだね!」

「3体つくれるんだが…性別は」

「うーん…男と?男に男かな?」

「全員?」

「うん。いつも見てる漫画のキャラ的なやつ」

「まぁ、いんじゃないの?」

「いや、分かっていないなあ!!可愛い女の子をつくるのが興奮するじゃないか!」

「「…。」」

 その後、女キャラの必要性を30分以上語られた為2体女の子にした。


「うーん…かわ…いいのか?」

 サブキャラの女「サツキ」と「ハヅキ」

 手持ちの防具を装備させたが、茶色の一色で粗末な装備…顔は可愛いだけに違和感がする。

 メインキャラの男「ユウ」

 某ロボットアニメのロボット風に整えたかったが…鎧どころか布の服。

「まだ、始めたばっかりはそんなもんだよ。ガチャ引いたか?」

「まだ引けるの?」

「ポイントが残ってるからまだイケる。」

「よーし、あの鎧を狙うんだ!」

「古参から言わせてもらうと、絶対に出ないな」

「自分で古参とか言う…。とにかくユウ引いてみろよ。ビギナーズラックもあるかもよ?」

 ーーー


 鳥のが悲鳴をあげたあと倒れる音がした。

 恐る恐る目を開けると、メタリックブルーの鎧でポニーテールの騎士らしき姿が目に入ってきた。

 周りを囲んでいた鳥たちは刻まれ床に死に絶えている。奥には紺のロングワンピース?っと、言うよりも絵に描いたような魔女コスの女性がいた。

 安堵から腰を抜かしてしまった僕を鎧の彼女は睨みつけながら詰め寄ってきた。


「貴様!あの状況でボーっとしてるとは何事だ!私達が来たから良かったものの、普通だっら死んでるぞ!」

 僕は怒られてるようだ。鎧の彼女からお説教は長くにに及んだが僕の頭の中には生死に一生を得た事と自分の部屋に居たはずなのに、この場所にいるのかの謎でいっぱいだった。混乱と不安要素により目から涙が溢れ出し、脳の容量を超える出来事で意識がとぎれてた。


「お、お姉様!泣いて失神してますわ!」

「は?え?ぬ…。その程度の男だったか、説教して損した。…行くか」

「そのまま行ってしまうのですか?」

「は?弱い男を介護していく趣味と時間はないぞ」

「違いますわ、身・ぐ・る・み☆ですわ。」

「悪趣味な…私は先に行く…。…!」

「気が付かれました?あの剣…」


 ーーー


「なんだ〜武器だった。」

「なんだこれ?お前は知ってるか?」

「古参ってぬかしてたお前が知らないんなら知らない。おしらせにも載ってなかった。」

 ガッカリしている僕とは裏腹にで友人2人が目を丸くしていた。

 武器は竜が3匹が飾られているようだ。みためゴツく好みではなかったが、詳細を見る為にメインに装備させた。

「なんだこの武器!攻撃力半端ない半端ない!!」

「攻略サイトも掲示板も誰も呟いてないな…謎だ。」

「え?スゴイの?好きじゃないしあげるよー」

「残念、このゲームは譲渡不可だ」

「お前はレベル低いんだからこの武器でレベルあげろよ」

「え?使っても大丈夫なのバグじゃない?」

「バグかもしんないな…だから、レベル上げてから問い合わせしようぜ」

「大丈夫か?垢BANされないか?」

「初心者だし、追放されても痛くないだろ?大体、チート的武器だけど俺らは何もしてないし、むしろお問い合わせする俺エライ!」

 この謎の武器の威力のおかげでドンドン進められ、思った以上に盛り上がり楽しかった。武器のお問い合わせは後日する事にし今日は解散した。

 ただ、このゲームのストーリーが気になった。よくあるゲーム物語なのに何故か懐かしい風と香りを感じた。


 ーーー


「盗みとは…私も地に落ちた者だ。」

「この人が持ってても宝の持ち腐れですわ。それにお姉様が持ってなきゃ意味がないですわ!必要ですわ!でなきゃこの旅は…」

「分かった分かって、じゃあ頂こうかー…。ん?」

「なに躊躇してますの?」

 落ちてる剣を拾ったまま騎士は固まっていた。

「ち、違…う。」

 歯を食いしばり剣を握り直し持ち上げ、全身の力を入れ持ち上げようとするが、ピクリともしない。


 《警告》

『この剣はユウに登録されてます。』


 剣から警告の音声が響き出した。


「どう言うことだ?」

「し、知りません。こんな事伝えられてませんし、本にも書かれても無かったですわ。」

「くっ、目の前にあるのにか」

「殺してみます?この男を」

 呆れた様子で呟いた。

「相変わらずエゲツないな…殺しても解決しなかったら、いや、余計悪化したらどうするんだ?」

「そうですわね…。吐かせますか?」

「……まぁ、それしかないか…連れて帰るぞ。」

「はい、今準備をしますね。お姉様♪」


 ーーー


 家では帰ったら直ぐに晩ごはんの時間だった。妹と母親と食事をした。父親は仕事で帰ってきてない。

「どう?携帯は?」

「エイタ達に一通り弄り回されたよ。」

「いいなぁー兄ちゃんはーあたしも欲しいー」

 僕は携帯に興味が無かったが、妹は小学6年で同級生はほぼ持ってるらしいく興味しんしんだが、ウチの親は「携帯は高校から!」の一言で終わる。

「なんか入れた?アプリとかゲームとか?」

「んー、別にいいだろ?個人情報だ。」

「今後のあたしの為に情報ください!って、いうかおしえてよ!」

「ふん、指くわえてろ」

「あー!!エロゲーでしょ!やらしー!ねっ!お母さん!」

「ち、ちげーよ!つばを飛ばすな!」

「じゃ何ー?」

 ニヤニヤする妹に言うのがシャクだが、無実の証明の為に軽く画面を見せたが…。

 何を期待していたか知らないが妹のテンションはガタ落ちした。

「何これ…ちょーシンプル…」

 それもそのはず、基本アプリと先程の「竜の輝き」しか入れてないからだ。

 母さんは笑った。

「ユウは前から興味無さげだったから、そんなもんでしょ」

「…ちっ、プラモオタめ」

「なんとでも言うが良い。」

「これは…「竜の輝き」じゃない?」

「え?母さん知ってるの?」

「あら?ユウ知らなかったっけ?」

「あたし知ってるよー有名RPGでしょ?」

「あーそうだけど違う、これトモじーちゃんの小説が元のゲームよ」

「え?」

「この前亡くなったトモじーちゃんの小説」


 ーーー


 直射日光の眩しさで目が覚めた。背中がチクチクする。どうやら野原で寝転がっているようだ。すぐ脇には古めかしい剣が転がっている。

 近くで女性の話し声がきこえてくる。

「どうやって聞き出すんだ?後、手に持ってるのはな何だ?」

「おばけガエルの糞ですわ。コレを擦り付けます。」

「……素手で持ってるお前がコワイが…。それで?」

「臭くて吐くはずですわ!」

「違うもん吐きそうだが…?」

「完璧ですわ!」

「他の手はないのか?」

「完璧ですわ!」

「お前は残虐な考えとイタズラしか無いのか?その、のーみそは…」

「はっ!のーみそ!のーみそを転移するのはどうでしょうか?私の、のーみそと彼の、のーみそを入れ換えるのです!そうすれば私に彼の情報が流れてきて分かるのです!アッタマ良いですわ私!」

「……。ってな訳でこの女に何かされる前に聞きたいのが?」

 騎士の女性が振り向き近寄ってくる。

「まぁ?起きてらっしゃったの?」


「君はその剣をどこで手に入れたんだ?」

( ゜д゜) 何の取り柄のないロボオタ主人公。

とりあえず、剣と旅をさせたいとおもいます。

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